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「ふくしま」のすてきなモノやヒトとの出会いを探しているならマーケストへ!

福島市

福島に引っ越してきたので地元に帰省するとき、せっかくだから福島の特産品を手に入れたいけれど、どこで探せばいいの?とか、福島の伝統的なものにちょっとアレンジを加えたセンスのいいプレゼントはないのかな?と悩むことはないですか?
そこでおすすめしたいのは、「Markest」(以下、「マーケスト」)です。2018年秋に、「チェンバおおまち」一階にオープンしたばかり。
「マーケスト」には女の子であれば誰しも「かわいい!」と連呼してしまうような雑貨から、買ってすぐに食べられるお野菜やお土産に喜ばれるスイーツまで取り揃えていますよ。
今回はマーケストを楽しむために雑貨やカフェスペースについて、さらに働いている方の裏話もご紹介します!

▲写真は取材時にお店にいたお客さんに協力してもらい撮影しました。福島県の生産者の想いが詰まった商品を手に取ってどの子を持ち帰るか考えるのが楽しい!と話しています。

マーケストのこだわりは「かわいい福島」と「商品が持つストーリー」

実は私、奥さんへのホワイトデーのプレゼントをマーケストに探しに来ている男性とも出会ったことがあるんです!なぜそれほどまでにお客さんを惹きつけるのか。それは「こだわりの商品探し」と、「商品のストーリー」を大事にしているからではないでしょうか?お店の方にお話を聞いてみました。

「本当にかわいいものは、福島のいろいろなところに実際に出歩いて見て回らないと出会えないです。それに商品を売っている店舗が限られていたりもするので、ホームページやインスタグラムなどで常にかわいい福島の商品を探し求めています。」とのこと。なるほど、心を惹かれる商品を日々探しているんですね。

さらに、商品の持つストーリーを大切に、その想いを手に取る方に届けることも意識しているそう。「作っている人の想いが全ての物にあるはずですよね。素敵な商品だ!と感じたら、作っている方の話を聞いてみたり、調べてみたりして『作り手さんの想い』を知ることを大事にしています。自分が感じたことや驚いたことは、お客さんにとっても発見になるかもしれないので、商品の紹介をするときにそういう話をしたりするんです。例えば『このペンケースかわいい!』とお客さんが気になっていたら、『それは須賀川の畳屋さんが畳のヘリで作ったものなんですよ、なぜ畳のヘリを使っているかというと・・・』とお話しできるようにしています。」店員さんのおかげで、作り手さんとそれを手に取った方の想いを繋いでもらえるので、マーケストにまた行きたくなってしまいます。

マーケストのスタッフさんおすすめの商品を、作り手さんの想いとともに一挙公開!

大堀相馬焼の窯元の一つ 陶徳窯で伝承される想い

福島県の伝統工芸品である大堀相馬焼(おおぼりそうまやき)は、相馬野馬追をモチーフにした馬の模様と、表面のヒビが特徴な陶器です。マーケストではそんな大堀相馬焼の中でも白やカラフルなデザインを施した若い人や女性にも手に取りやすいデザインのものも取り揃えています。そのうちの一つでスタッフさんおすすめが陶徳窯(すえとくがま)さんの「ふくしまの箸置き」。こちらは、窯元のご夫婦が作り、お二人の結婚式でも実際に使われたそうです。

▲お二人の福島への想いがこもった、プチギフトにもオススメしたい素敵なアイテム

陶器はその土地にいい土があることが求められます。浪江町には質の良い土があったからこそ伝統的に大堀相馬焼が作られてきました。しかし東日本大震災後、避難地域となった浪江町の窯元が県内外の各地へと移ってしまったのです。マーケストでも取り扱いがあり現在は郡山市に窯を構える陶徳窯さんは「浪江の土をもう使うことはできないので、本来の風合いを持った大堀相馬焼は残念ながら二度とできない。でも、新たな土地を拠点として、いちから大堀相馬焼の魅力を伝えていきたい。」と教えてくれたそうです。愛情とこだわりを随所に感じられる陶徳窯さんの作品にマーケストの方々は魅力を感じ、多くの人に届けたいと思ったそうです。
窯元のご主人の奥様も実は大阪からの転入女性。大堀相馬焼という、福島県の素晴らしい文化の一つを夫婦で引き継いでいこうとしていると知ると、なんだか嬉しくなりませんか?

をしりの福島の魅力を伝える話のタネになる雑貨

地元の人が普段使いもできるような、そして、県外の人に贈って「私の住んでいる街ってこんなところだよ」と自慢したくなるようなものをつくっているという、をしりさんの商品。手掛ける小物たちは、どれもほほえましいデザインです。

「ふくしまといえばカード」

カードの隅にこの絵がどの市町村のことなのか書いてあるので、こういう場所でこんなものが有名なんだ、とプチ勉強になるのも面白いところ。メッセージカードのほかにも、穴をあけてしおりにもできちゃいます!使い方はアイディア次第で無限大ですね。たくさんの柄があるので、人にあげるためだけでなく、私自身も全種類そろえたくなります!お土産にする場合も、重くならないところも素敵ポイントですね。

▲有名な会津の起き上がり小法師のほかに、あなたはどんな「ふくしまといえば」を知っていますか?

「いかにんじんのトートバッグ」

「このデザインは本当に斬新です!一見しただけではいかにんじんだと分からないところもミソ。若者にとってもなにこれ!?と話題になること間違いなし!」と店員さんにアツくおすすめしていただきました。県外からいらした方が福島のお土産に買っていくことが多いそうです。福島の地元の女性にも「これいいね!」と反響があるそうです。

女子の暮らしの研究所プロデュース 川俣シルクを使ったアクセサリー「HITOTOKI-kasumi-」を身に着けて日常に幸せを

HITOTOKIは、古くから伝わる技術や自然の素材を用いたジュエリーブランド。福島のかわいいものを発信する女子の暮らしの研究所がプロデュースしたものです。

中でも“kasumi”シリーズはフェアリーフェザー(妖精の羽根)と呼ばれるほど繊細で美しい川俣シルクを使っています。この川俣シルクはなんと世界で一番薄いシルクで、その薄さは髪の毛の6分の1!ちょっと想像つきませんね。ディスプレーとして飾られていた川俣シルクを実際に触らせていただくと、想像以上に薄く、軽やかで上品な肌触りでした。この川俣シルクであの桂由美さんがウエディングドレスを作っているほど。縦の糸と横の糸が異なる色なので、揺れるときにきらきらと光って見えるのが魅力のポイントです。

写真のアクセサリーは「ふと、空を見上げたときのように、暮らしの中で立ち止まって考える時間を大切にしてほしい」という想いと共に、川俣シルクを天然の水晶に閉じ込めたもの。ベールのような川俣シルクが水晶の中で透き通っていてとっても魅力的。それもそのはず、山梨県の天然の水晶を、川俣シルクが美しく見えるように一つ一つ研磨してもらっているそう。透明感があるこのアクセサリーは、肌につけたときに馴染みやすく、ナチュラルな美しさを演出してくれます。

▲自分へのご褒美に、大切な人へのプレゼントに、幸せを届けるアイテムですね。

bel*fonteの会津木綿雑貨で親子おそろいコーデでおでかけ!

bel*fonte(以下、ベルフォンテ)さんの会津木綿を使った商品は、すごく温かい色合いです。会津木綿を使った子ども向けの商品はなかなかないそうですが、ベルフォンテさんはリバーシブルスタイやワンピースなど様々な商品を展開しています。スタイを会津木綿で作るという発想はなかなかないですよね。実はこのスタイ、会津木綿の特徴を活かしているんです。吸水性と通気性が優れており、洗っていくたびに優しい風合いになっていくのが、スタイにはぴったり。出産祝いに購入される方も多いのだとか。リバーシブルで使えるように、もう一方の面はガーゼタオルの生地になっており、ポイントでついている会津木綿もとてもかわいいので、気分やお洋服と合わせてコーディネートできそうですね。

▲私も娘のためにリバーシブルスタイを購入。会津木綿でおしゃれ度アップ!

「スタイを購入される方がいるときは、『お母さんもこの色のヘアバンドを付けたらお子さんのスタイとペアで楽しめますよ』などと提案するようにしています。お子さんとお母さんが、会津木綿でおしゃれできたら小さな幸せになるでしょうし、おそろいだね、と気づいてもらえたら「これ、福島の会津木綿なんだ~!」、と会話も広がるのではないでしょうか。そうすると会津木綿を知るきっかけになりますし、子どもにとっても福島を知ることにもつながりますよね。」とスタッフ。

こんな風にお店の方が作り手さんの想いをくみ取って説明してくださるので、商品を使うときや、想いを込めたプレゼントとしてお渡しする時にも参考になりますね。作った人と使う人を結び付けてくれる存在として、マーケストのスタッフさんはとても信頼がおけると私自身お話を聞いていて感じました!

▲ベルフォンテさんは作り手さんが転勤族や子育て中のお母さん。母親目線やヨソモノ目線で福島のよさを発信するアイテムを作っています。

マーケストの魅力はどんなところ?スタッフの野口さんに語ってもらいました!

ゆったりしゃべりながら福島を知ることができるあたたかな空間

「マーケストは福島県の作家さんが作った雑貨や食べ物を買ったり、カフェでコーヒーや紅茶を飲みながらおしゃべりしたりすることができる場です。」と教えてくれたのは、アルバイトをしている高校三年生の野口さん。

「初めて福島県に来る人は、福島についてどうやったら知ることができるのか考えているのではないかと思うんです。福島が地元の人も転入してきた人も、商品を買うだけではなくてカフェに集まった様々な人とお話をすることで、また来たいなと思ってもらえたら嬉しいです」と、笑顔を見せてくれました。

「Markest」という名前は、「Meet(であう)」「Knit(つながる)」「Start(はじまる)」を組み合わせた造語。この場所でヒトやモノが出会い、新しい何かがどんどん生まれてくるということを表現しています。その名の通りマーケストでは、高校生、大学生、ご年配の方まで商品を見たりカフェに遊びに来たりしていいます。

転入者にとって、新しい土地に根付いて生活をするとなると、心のよりどころ、楽しく語らえる友だちがほしくなりますよね。そういう出会いを求めている人には、マーケストはうってつけ。福島に詳しい地元の人と福島について知りたい人がお茶をしながら語らえるので、お客さん同士が自然と仲良くなれますよ。

▲マーケストで手に入るおいしい飲み物やお菓子を楽しみながらトークが盛り上がり、ついつい長居してしまいます。

マーケストにいると福島について知りたくなる!広めたくなる!

野口さんがマーケストで働いて変化したことは「福島にもっと関心を持つようになったこと」だそうです。彼女は福島市が地元なのに、マーケストで働き始めた当初、一体福島市では何が有名なのかわからなかったそうです。マーケストでも取り扱いの種類が多い会津地方の「会津木綿」も、その頃の彼女にとっては別世界のもの。同級生も福島県といえば「桃」や「赤べこ」などの特に有名なものしか知らないことが多いそうです。「マーケストで働いていると、お客さんから福島にまつわるものや、昔の福島について聞くことができ楽しいんです!」と目を輝かせながら語る彼女。今ではマーケストに友達を連れてきては県内各地の素敵な商品をPRして「そんなものがあるの?すごい!」と言われることにやりがいを覚えています。

野口さんが通う高校の先生からも「高校生はコンビニや飲食店でアルバイトをすることが主流な中で、様々な人に出会いながら福島の魅力を伝えることに携わるアルバイトをしていることは稀だから頑張ってほしい」と応援してもらっているそう。それだけマーケストは福島県の魅力を発信しているということなのですね。

▲かわいい!と思わず言いたくなるトートバックを紹介してくれたマーケストの野口さん

マーケストにふらっと立ち寄るといつも小さな発見が

「マーケストには目的がなくてもふらっと立ち寄ってほしいです。こんな場所があったんだ、こんな素敵な商品があったんだ、と思うだけでなんだか幸せな気持ちになりますよね。」と野口さん。

私は子どものお散歩がてらマーケストによく遊びに行きます。そうすると、たまたま通りかかりました、とか、いつも通りがかってはいたもののゆっくり見たことがなかったので来てみました、とかいう方に結構お会いします。また、時にはお野菜などを出荷しに来る方と出会って直接お話しすることもできます。

野口さんの言うように、マーケストという福島のよさを発信する場所、地元の人と交流できる場所を発見しただけでも嬉しくなりますし、「福島にこんなにいいものがあったんだ」と発見するとなおさら幸せになります。そういう偶然ともいえる小さな発見や出会いを楽しむことができる、それがマーケストの面白さの一つです。

まとめ

「ふくしま」のすてきなモノやヒトに会うことができるマーケスト。気軽に福島を知るため、楽しむための一つの場所として、お散歩途中に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。マーケストでおもわず人に伝えたくなるを見つけたら、今度はあなたがそれを広める番ですね!

▶Markest(マーケスト)
福島市大町4-15チェンバおおまち1階
電話:024-563-6308
開設時間:10時00分~19時00分
定休日:日・祝
駐車場:なし(近隣の有料駐車場をご利用ください)

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