大人もこどももホッとできる念願のカフェ「大人とこどものカフェflower」福島市に登場!
日頃は子どもを遊び場に連れて行って遊ばせたり、必要とあれば病院や役所に行ったりとてんてこまいの子育て世代。たまにはお茶くらいゆっくり飲みたいですよね。
でも福島市には子連れで気軽に楽しめるカフェはあまりないのが現状。
今回はその願いを叶えてくれる先月オープンしたばかりのカフェのご紹介です!
実は、このカフェの店主である大友さんとは以前からの知り合い。
お友だちの大友さんのカフェとあれば一番乗りで行くしかない!ということでオープン初日に遊びに行ってきました。その後も友だちを誘って頻繁にリピートするほど魅力的なカフェ。
今回は店内の様子やお食事、カフェのコンセプトに込められた思いまでたっぷりご紹介します。

▲カフェflower店主の大友さん
大人もこどもも満足できる空間づくりのこだわりは「非日常感」とこどもに合わせたきめ細かい対応
気分転換をするために「非日常感」をテーマにした大人の空間
「大人とこどものカフェflower」は2019年のGW明けに福島駅東口、こむこむ近くにオープンしたばかり。「子育てをしているお母さんやお父さんに休んでもらいたい」という大友さんの強い想いが形になったカフェです。だからこそ「大人」という言葉を店名の最初につけているのですね。

▲カフェに入ってすぐ出迎えてくれるのは、店名にもなっている美しいお花たちと、大友さんセレクトの大人っぽい素敵なBGM

▲入口近くにはビンテージの椅子とテーブルの席が
カフェに入ってすぐは、大人っぽい雰囲気が演出されているコーナー。大人だけのご利用で、優雅な時間を味わうのも素敵ですね。
お子さんがいる場合は、ベビーカーを押したまま奥のカーペットのスペースに移動できます。
注文と会計は先にレジカウンターで済ませてしまうシステム。帰りに子どもがぐずってしまってもさっと帰れるのは楽ですよね。

▲カーペットのスペースには、子どもが一人で外に出ないようにフェンスが。この横にベビーカーを置いておけます

▲カーペットのスペースの手前側には4人で座れるテーブルが4つ、一番奥側のには6人ほどが座れるテーブルが1つあります
このカフェでは好きな飲み物を飲みながら、大人向けの雑誌やおしゃれな本を1ページ1ページ味わってめくることができます。それがこのお店のすごいところ!カフェの奥が仕切りのないカーペットスペースになっているので、大人がゆっくり本を読んでいる間に、その横で子どもたちは自分たちの好きなおもちゃで自由に遊んでいることができます。それに、奥まで目が行き届くので、子どもが親と多少離れたところで遊んでいても何かあったらすぐに対応できます。

▲普段絵本は子どもに読むためのものになりがちかもしれません。でもここでは大人も楽しめる素敵な内容の雑誌や本がたくさん
本や雑誌を読みながら好きな飲み物を飲めば、日頃子育てでゆとりのなかった気持ちが癒されていく~。もちろん妊娠中・授乳中の女性にも嬉しいカフェインレスのコーヒーやノンカフェインのルイボスティーもあるので、しっかりカフェ気分を味わえます。
私が特に感動したのは、「非日常感」を作り出す工夫。実はカフェには家にあるようなキャラクターのおもちゃを置いていないんです!それだけで「家ではない特別な空間に来たんだ!」という気持ちの切り替えができて、自分のために時間を使っている気持ちに浸ることができます。

▲白を基調とした広々空間に、木の素材を中心とした安全や知育を考えたおしゃれなおもちゃ。奥にはおままごと用の大きなキッチン台もあります。家庭とは違った雰囲気を感じられますし、子どももいつもと違うおもちゃに夢中になってくれそう
ちなみに私の1歳の娘が嬉しそうに遊んでいるのは、鏡のついたおもちゃやカラフルな色の積み木。他のテーブルにいた年齢の上のお子さんと一緒に遊んでもらうこともしばしば。おもちゃの使い方もそこで教えてもらっています。
ゆっくり味わいたかった憧れのカフェメニューがずらり!迷っちゃう!
お子さんがいると外食するのもおっくうになり、なかなかおしゃれなランチを楽しむ機会がなかったりしませんか?そんな方に朗報です!おしゃれ&工夫を凝らした「大人とこどものカフェflower」のお食事&ドリンクメニューはこちら!
どれもこれも見た目がおしゃれでカフェランチという感じがしてテンションが上がります。お店のイチオシは「flowerのバターチキンカレー」。バターのコクと、こだわりブレンドのスパイスがたまりません。カリカリした食感のタコスチップスがアクセントになっておいしい!

▲「flowerのバターチキンカレー」は人気メニュー!早くいかないと売り切れてしまいますよ~
そして私のお気に入りは、コッぺサンドのひとつ、「ドライフルーツとクリームチーズのサンドウィッチ」。ドライマンゴー、クリームチーズ、くるみを使ったコッペパンのサンドウィッチです。クリームチーズのさわやかな甘みとマンゴーのこってりとした甘み、さらにくるみのほんのりとした苦みが合わさって、絶妙なハーモニー!

▲こちらが「ドライフルーツとクリームチーズのサンドウィッチ」(450円税別)。チーズと甘いものに目がない私。この組み合わせは自分へのご褒美!ぺろりと平らげてしまいました。324円アップで、サラダと飲み物をセットにできるので女性の軽いランチにも◎
実はコッペパンも「非日常感」を意識したもの。お子さんが一緒に食べられるもの、片手でも気軽に食べられるもので、なおかつ食パンのように家庭で食べられるものとは違うものを考えたらコッペパンのサンドイッチになったそうです。コッペパンは、市内にあるパン屋さんにお願いして特注しているんだとか。他にもいろんな種類のコッペサンドがあり全部のメニューを試してみたくなります。
子ども向けのメニューは?多様な食事の種類と量で、幅広い月齢・年齢のお子さんに対応!
お子様ランチはカレープレートとハンバーグプレート。それぞれレギュラーサイズとハーフサイズがあり、月齢によってサイズを選べます。カレーはお子様用の優しい甘口。ハンバーグは大人と同じものですが量がお子様向けになっています。個人差もあると思いますが、ハーフサイズなら1歳半から、レギュラーサイズなら3歳からというのが目安だそうですよ。
「ミニおにぎりプレート」は連続して何食も注文があるほどの人気メニュー。ウインナーや唐揚げなどお子さんの大好きなものを集めていて、最後まで食べやすいメニューですね。ちゃんと野菜が付いているのも母親としては嬉しいところ。

▲「ミニおにぎりプレート」はお客さんのアイディアから生まれたものだそうです

▲低月齢のお子さんのための離乳食メニューも幅広い月齢に対応しています。お子さんに合った離乳食の取り扱いはスタッフさんにご相談ください。
かゆい所に手が届く!子連れでストレスフリーに過ごせる工夫がいっぱい!
子どもを連れて外出するのは大変です。特に食事となると荷物も倍増。それに授乳やおむつ替えのスペースを探すのも一苦労。しかしカフェflowerにはそんなストレスを解消してくれる工夫がいっぱいです!
子どもが自分で食べることも応援!食べこぼしを減らす工夫
お子様ランチがあるので、自分で食べたい!というお子さんもいらっしゃるはず。親としては食べこぼしが気になるところですが、こんなサービスが。

▲食事中にこぼしてしまうのをへらすために、食事用エプロンまで貸してくれます。それにお水もフタ付き・ストローのコップで出してくれます。これなら食べこぼしが減りますね。

▲お子さんが一人で食べようとして、手や口がべたべたになってしまっても大丈夫!困った時にすぐ使えるようにティッシュボックスとウエットティッシュが各テーブルに設置されています。バッグの中に入っているけどすぐに取り出せない時でも平気です!

▲低月齢、未就学児の子どもも座れるクーハンや椅子。これなら子どももきちんと座って食べてくれそう。
授乳やおむつ替えの設備も完備!
特に小さいお子さんだと、授乳やおむつ替えが短時間のサイクルで必要なこともありますよね。そんな時でも安心できる環境が整っていますよ。

▲落ち着いた授乳スペースには授乳クッションもあるので、楽に授乳できます。小さなテーブルも授乳グッズを置くときに便利!

▲清潔なおむつ交換台とおむつ用のゴミ箱。長時間おむつゴミを持ち歩かなくてすむのでありがたいですね。

▲子どもと一緒に入ることのできるトイレ
さらに急病やけがについても相談できる近所の小児科さんとも連携しているとのことで何かが起こっても安心です! カフェのスタッフさんたち自身が子育て真っ最中だからこそ思いつく素晴らしい気配りばかりですね。
日頃頑張っている大人たちを応援するための場づくりを!
大人がゆっくりできることを一番に考えたカフェが今こそ必要
大友さんがカフェを始めようと思ったきっかけを次のように話してくださいました。
「実際に子どもを産み育ててみると、子育てがいかに大変で過酷かということを実感しました。朝起きて、朝食を用意し、散歩へ連れて出かけ、汗をかいたら着替えをして、夜は授乳や夜泣きをする子どもをあやして、となかなか休まる時間もありません。子どもがお昼寝をした時に、やっと休めるけど溜まった家事があれば横になる事も難しい。24時間365日、子どもの命を守り続ける大人が、好きな時に好きなように休める場所が絶対に必要だと思いました。」
母親としての苦労を経験されているからこそ、お母さんたちが必要としているものが揃ったカフェができたのだと思いました。
また、「お客様同士でお話をしたいと思っている方もいらっしゃると思うので、お客様同士のコミュニケーションも楽しんでほしい」とも語ってくださいました。お客さん同士での会話が盛り上がったりもしますし、スタッフさんたちがその会話に混ざってお客さんの悩みを共感して聞いてくれたりも。
仲間や居場所を求めている転入女性には駆け込み寺のような存在になるのではないでしょうか。私自身、出産を控えていた時期は、転入してきて慣れず相談できる友達もいない土地での子育てに不安を覚えていました。そんな時に、「あそこに行けば誰かと話せるかも」と思える場所は安心できますよね。私もすでに何度か子どもを連れて食事をさせてもらっています。その度に子どもが他のテーブルに行って、他のグループの大人たちに面倒をみてもらったり、子どもたち同士で遊んだり。お互い見守りましょう、という関係が自然とできあがるのが素敵な環境です。
今後は子ども食堂を始めることも考えている大友さん。子どもが火や包丁を使わないで自宅でも安全に料理できるようなメニューを一緒に作りたいそうです。大人にとっても子どもにとっても大切な居場所が増えそうですね!

▲今後の夢を嬉しそうに語ってくれた大友さん
まとめ
このカフェのお客さんには、子連れのママはもちろん、家族連れのお父さん、大人同士もいらっしゃいます。色んな人が自分の時間をゆったりと楽しめるカフェとして浸透してきているようです。カフェに置いてある「ご意見・ご感想ノート」でも「子どもが楽しそうに遊んでいる姿を見ながら、ゆっくり食事を楽しめました」という感想が目立ちました。
日頃の子育てで子ども優先にするあまり、自分のくつろぐ時間を後回しにしがちな方。
お仕事で疲れたので子どもの元気な声を聴いて癒されたい方。
いつもは出会わないような人と出会って気軽におしゃべりしてみたい方。
「非日常感」を味わいたくなったら、こちらのカフェに足を運んで、自分のために時間を使ってみてくださいね。

▲カフェを探すときは、このロゴを目印にしてくださいね。ちなみにロゴに描いてある旗の絵は、頑張る大人たちへの「応援しているよ!」というメッセージです!
▶大人とこどものカフェflower
住所:福島市五月町2-2 タチバナビル1階
営業時間:午前10時~午後4時(ランチは11時30分~14時)。日曜日定休。
専用駐車場:なし(近隣の有料駐車場をご利用ください)
電話番号:024-573-8098
e-mail:info@o-k-cafe-flower.com
ホームページ https://o-k-cafe-flower.com
Instagram:otonatokodomonocafeflower で検索(忘れ物、臨時休業情報も)