結婚や転勤などの理由で福島に転入した女性たちがいち早く地域に馴染み、福島ぐらしを楽しんでもらうためのWELCOMEワークショップ。
今年度、6~7月にかけて5回連続のWSを開催しましたが、秋は単発で3回開催！
第一弾の「伊達市産直売所野菜でパスタ作り」を9月12日(火)に開催しました。

講師は持地＆遠藤農園の持地良太さん。有名ホテルのレストランで料理を学び、奥様のご両親が住む石垣島へ移住した後、福島市にUターン。現在は国見町で祖父と共に農業に携わっています。
直売所にたくさんの種類の野菜が出回っている今の季節、スパゲッティーニ オルトラーナ風という、畑の野菜は何を入れてもOK！という野菜たっぷりのパスタの作り方を教えて頂きました。

まずは自己紹介からスタート。今回は伊達市や福島市から8名の転入女性が参加してくれました。結婚で伊達市に来てまだ4カ月という方、ご実家が農家で将来農業を継ぐか考え中の方、農家の方と色々お話してみたかった、講師の持地さんと会ってみたかった！と参加してくれた方も。

持地さんにも自己紹介をしてもらい、誰もが知っている有名レストランで働いていた方にこれから教えてもらえるというワクワク感がいっぱいに！
今日作るパスタのレシピを見ながら、いよいよ調理開始です。まずはハーブをたっぷり使ったハーブオイルを作りました。バジル、ローズマリー、ローリエ、タイム、シブレットなどのハーブは持地さんの農園で採れたもの。直売所で買った伊達市霊山町産の立派なニンニクをたっぷり使用しました。オリーブオイルと弱火にかけニンニクがきつね色になったら、ハーブをを投入して冷ましたら完成。とても簡単なのに、レストランのようなおしゃれな仕上がりに。
そしてハーブのいい香りが部屋中に広がって、すでにお腹がペコペコです。

次はいよいよパスタ。今回は伊達市にある直売所「んめ～べ」で購入した伊達市産のトマト、ピーマン、玉ねぎ、ネギ、アスパラ、カボチャ、そして持地さんの農園で採れたナス、と野菜を贅沢にを使いました。
野菜の切り方など、ちょっとしたプロの技も教えていただきました！

とても色鮮やかな野菜が食欲をそそります。
お湯に対し1％の塩を加えてパスタを茹でます。パスタソースの味付けはなんと、このゆで汁のみ！味付けはこれだけなのに野菜の出汁がきいて、しっかり味が付いていてびっくり！
「野菜が新鮮でしっかりしてるからこのおいしさが出せるんです」と持地さん。福島の新鮮野菜だから作れるパスタができあがりました！

みんなで作ったパスタと、持地さんが別に用意してくれたサツマイモの冷製スープ、グリーンサラダ、奥様がベースのビスケットから手作りした伊達市産の桃のレアチーズケーキもテーブルに並びました。サラダにかかったドレッシングのレシピも教えてもらいましたよ。

どれも美味しくて、皆さんにっこり。パスタには最初に作ったハーブオイルやチーズをかけて、味変も楽しみました。旬の野菜を使うだけで、味付けをほとんどしなくてもこんなに美味しいお料理ができるんですね。
パスタを食べながら調理に関することや持地さんの今後の目標など、参加者からのいろんな質問にも答えてもらいました。

「全部美味しかった！参加者のみなさんともお話できて、繋がれて、幸せな時間をありがとうございました！」
「農家さんとこんなに近くにいることがなかったので、お話全てが新鮮だった。」
「ハーブはあまり使ったことがなかったけれど、これから使ってみようと思った。」
「ご飯を作るのが楽しくなりそう！」
と嬉しいコメントがいっぱいでした。美味しい野菜や果物が安く手に入るなんてラッキー！せっかく来た福島、住んでいるからには120％楽しんで頂けたら嬉しいです！

現在WELCOMEワークショップ2023秋「川俣産の食材で石窯ピザ作り」と「福島市まちなかフォトウォーク」の参加者募集中です。お申込みお待ちしております！
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