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【ご報告】積水ハウス株式会社福島支店がtentenのサポーター企業に

▲左から社員の野口智子さん、清水太郎福島支店長、tenten代表藤本

「うちに帰れば積水ハウス」のCMでもおなじみの積水ハウス株式会社(以下積水ハウス)。
その積水ハウス福島支店がtentenのサポーター企業となっていただけることになりました。
改めて積水ハウスがどんな企業なのか、どのような思いでtentenのサポーター企業になっていただいたのか、積水ハウス福島支店 支店長の清水太郎様にお話を伺ってきました。

積水ハウスは「人」を大切にする企業

積水ハウスは大阪に本社を構え、全国に120の事業所をもつ、日本を代表するハウスメーカーです。
「『わが家』を世界一幸せな場所にする」というグローバルビジョンを実現するために、まず「『積水ハウス』を世界一幸せな会社にする」ことが必要であると考えています。社員の幸せのために様々な福利厚生制度があり、そのうちの一つが男性社員の育児休業制度「イクメン休業(1カ月以上)」です。
積水ハウス福島支店の社員の約3分の1は営業職。「イクメン休業」制度がはじまる前は、営業職の社員には取得は不可能と思われていました。しかし、支店長をはじめとする社員への意識の浸透と、社員同士の「お互い様精神」が根付いたことにより、なんと運用から1年で取得率100%を達成しているのだそう。
また、女性が働きやすい環境作りにも力を入れています。女性社員の野口智子さんもこのように話します。「出産後の女性がとても働きやすい会社です。子どもが6才なんですが、今も時短制度を利用させてもらっています。支店長自身が働きやすい職場にしたいと態度や行動で示してくれているのもあり、周囲の社員の理解も大きく、出産後も戻ってきたいと思える職場です。」

▲女性の働き方について語り合う清水支店長と野口さん

さらに、住宅を購入したオーナー様方の幸せのために、地域のコミュニティづくりにも力を入れている同社。全国の大規模分譲地では半年に1度「隣人祭り」を開催。分譲地に住む住民たちが料理を1品ずつ持ち寄り、団地内の公園などでピクニックをするもので、1999年パリで始められた取り組みだそう。引越してお隣さんが誰かもわからない分譲団地で、地域住民同士がつながることを後押しするアフターサポートです。全国のハウスメーカーの中でもこのような取り組みをしているのは積水ハウスだけ。とてもユニークな取り組みですね。

tentenの設立理念に共感し、サポーター企業へ

積水ハウス福島支店の清水支店長にtentenのサポーター企業として手を挙げてくれた理由をお聞きしました。
「一番のポイントは、『転入女性をサポートし、転入女性の活躍の場を地域に作る』というtentenの理念に共感したことです。さらに、個人が一から立ち上げるという企画力や行動力に素直に驚き、応援したいと思いました。」
積水ハウス福島支店は結婚・出産後も勤め続ける女性がとても多く、そのような女性の活躍を目の当たりにしており、女性の活躍の場を作りだすtentenの活動の重要性を感じたそうです。

▲清水支店長から「tentenにはこの活動を福島だけではなく、ぜひ他県にも広げていってほしい。」とのエールも。(マスクは地元のサッカーチーム、福島ユナイテッドFCのマーク入りです)

そんな積水ハウスも全国転勤のある企業。清水支店長も転勤族としての苦労を感じてきました。以前の赴任先で、部下の奥様が転勤による環境の変化で育児ノイローゼになってしまったそうです。その社員は多忙で帰りも遅く、奥様はワンオペ育児状態。転勤で友人や家族関係が疎遠になったことも原因の一つでした。
「全国転勤は帯同されるご家族への負担も大きいと感じています。その社員も奥様の状態が落ち着くまでは仕事をセーブせざるを得ない状況でした。新しい地で奥様が自分の居場所を見つけられること、これが奥様だけでなく社員を含めた家族にとっての理想と言えるのではないでしょうか。」
そう話す清水支店長。この経験があったからこそ、tentenの活動をサポートしたいと思ってくれたそう。

最後に、清水支店長より転入女性にあてたメッセージをいただきました。
「私自身も山形に家族を持つ転入男性です。全く知らない土地に転入するというのは男性でも心細いものです。それこそ転勤についていく奥様の孤独といったら相当なものでしょう。
私たち積水ハウスは、ただ家を建てるだけではなく、地域交流づくりや情報発信を行っていくことも使命だと感じています。同じ福島に住む人として、気軽に頼って声をかけてくださいね。」

まとめ

全国転勤のある積水ハウスだからこそ、転勤族の家族の大変さを知っている。
その大変な思いをしている人を支える活動をtentenがしている。
それこそがtentenの活動に共感してくださった理由です。
今回清水支店長にお話を伺って、積水ハウスは人や地域を大事にする素敵な企業だと感じました。社員さんも支店長と仲がよく、活き活きとお仕事をされていたのも印象的でした。
今後tentenは、積水ハウス福島支店のサポートをいただき、活動を継続し、より多くの転入女性の居場所や活躍の場を作りだしていきたいと思います。

▶積水ハウス福島支店からのサポート内容
・スポンサー料の提供
・福島市内の住宅展示場をtentencafeの会場としての無償提供
・tentencafeに女性社員が情報提供アドバイザーとして参加(これまで2回、積水ハウス住宅展示場でtentencafeを開催。福島市の色々な情報を女性社員から教えてもらえたと好評を得ています。)
・支店や住宅展示場にパンフレットやチラシを置かせてもらう「tentenコーナー」を設置

▲積水ハウス福島展示場で開催されたtentencafeの様子

 

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※2023年7月現在約400名が参加しています。

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