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【報告】富山出張&2019.11.29転勤族ママ交流会@富山市mamasky house
転勤族を暮らしの面、仕事の面からサポートする転勤ノオトさんが活動する富山県。
実は、このtenten fukushimaを立ち上げる前から、転勤ノオトさんのサイトは参考にさせていただいていて、こんなサイトの福島版があればいいなぁと思っていたのです。
今回、色々なご縁を伝って、転勤ノオトさんを訪ねて富山県に行ってきました。
転勤ノオトの松田さんにコーディネートしていただき、転勤ノオトさんと移住の取組みを協業している富山県庁移住・UIJターン促進課さん、転勤族の女性の仕事を県としてマッチングする取り組みを進めている富山県庁少子化対策・県民生活課さん、移住者でフリーランスママコミュニティを作っているcocomamaさん、転勤族の女性を有力な戦力として実際に雇用している株式会社笑農和さんなど、様々な方にお話しを伺ってきました。
そして、転勤ノオトさんが、富山県で子育てするママを応援する活動を行っているママスキーさんと共同で取り組んでいる「転勤族ママ交流会」にゲストとして参加し、tenten fukushimaの活動についてお話しさせてもらいつつ、富山に転勤で来たママたちと交流してきました。
集まってくれたのは8組の転勤族ママ。
中には、以前福島にも転勤で住んだこともある方も。
そしてみなさん全国転勤族!でした。
・ペーパードライバーで運転ができない。車に乗らない富山生活の楽しみ方を知りたい。
・これから寒くなった時に、子どもと室内遊び、どこに遊びにいったらいいの?
・やっと富山生活に慣れてきたので、富山の美味しいお店にも行ってみたい。お店情報を教えてほしい。
これまでのtenten cafeでもよく話題にあがる質問でした。どの地にいってもその地の暮らしの情報は必要ですよね。
そしてこの日は、「転勤族と結婚した女性のキャリア形成について」というテーマで卒論作成している大阪市立大学の学生も参加。
参加者になぜ仕事を辞めざる終えなかったのか、今後仕事についてどう思っているのかも話題に上がりました。
・自分の会社も全国に拠点のあったので、夫の転勤に伴った異動をさせてくれていた。しかし、夫の転勤スパンが約2年と短く、子どもが生まれてから、育休明けですぐ転勤となり、、新しい生活と子育てと自分の仕事とすべてがのしかかってきて、これは無理と思って仕事を辞めた。
・農業が好きで、農業に関わる仕事がしたいが、農業は地域に根付く仕事。転勤があるうちは農業の仕事につくのは難しいかなと諦めている。
という方もいた中、
・転勤しながら仕事をするには資格が有利と思った。パートで保育園で働きながら通信講座で保育士の資格を取った。次は幼稚園教諭の資格も取る予定。
という強者も!
転勤族の妻として、他人がどのように自分のキャリアプランについて考えているかを知るとてもいい機会でした。
転勤ノオトの松田さんは
「転勤族だからといって仕事を諦めて欲しくない。自分の活動の原点は、転勤鬱になった友人が、自分の仕事を手伝ってもらったことで転勤鬱から抜け出したこと。もしやりたいという意欲がある方には相談も乗るし、お仕事もお渡しします。」
と、転勤族でも働くという選択肢をさらっと提示してくれました。なんて素敵な富山県。。
富山県は持ち家率日本一ということで、転勤族でも富山県に家を建てて定住する方が多いそうです。
今日の参加者の中にも、夫も奥様も富山とは縁もゆかりもないけど、転勤で来た富山が気に入って定住を決めた方がいらっしゃいました。
きっと、転勤ノオトさんや、ママスキーさんのような、転勤族でも楽しくかつ仕事もあきらめない生活をサポートをしてくれる活動があることも大きいんだろうなと思います。
富山モデルをたくさん吸収してきました。このご縁を大切に、福島のtentenの活動にも取り込んでいきます。
富山の皆さん、本当にありがとうございました。