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【開催報告】2018.12.13WELCOMEワークショップ(晩秋・第3回)二本松上川崎和紙で小箱作り
雪もちらつき、福島らしい冬がやってきましたね。当日は天候にも恵まれ、無事WELCOMEワークショップ晩秋を開催することができました。
最終回となる今回は、「二本松上川崎和紙で小箱作り」です。
講師は福島にまつわる雑貨を作られている姉妹ユニット「をしり」の春日麻里さん。
普段はイベント出店をされていて、いかにんじんトート(バッグ)や“ふくしま”といえばカードなど、個性あふれるかわいいオリジナル商品があります。
オンラインショップもあるので是非のぞいてみてください。
まず最初に麻里さんから上川崎和紙の説明や、二本松にある和紙伝承館のお話をしていただき、そのあとに小箱の作り方について、デモンストレーションしていただきました。
今回は長い繊維を散らして雲のような模様をあらわしている「雲竜」という種類の上川崎和紙を土台の小箱に貼り、蓋にはモチーフを付けるという自分だけのオリジナル小箱を作ります。
道の駅安達の上り線にある和紙伝承館には上川崎和紙で作られたランプなど約120種類の工芸品があるそうです。
工芸品の販売だけでなく、毎日やっている体験コーナーもあるので実家の両親や県外の友人が来た時に連れていくのにいいスポットだね~という声もありました。
それぞれ小箱作りがスタートしましたが、3回目ともなれば、皆さんおしゃべりが止まりません!!
今回4グループに分かれて作業を行いましたが、手を動かしながらそれぞれのグループで会話が弾みます♪
「どんなモチーフにする⁇」
「のりつけすぎた〜!」
「この色がいい!」
「それ可愛い〜!!」
とはしゃぐ声も飛び交っていました。
私も各グループ回りながらおしゃべりに混ぜていただきましたが、自身のお仕事の話や地元の話、ごみ袋の話など内容は様々で話題もどんどん展開していました(^^)
「残り30分です~!」とお伝えすると
「え~!!!もうそんなに時間経ってた?!」
「まだやりたいし、しゃべりたい!!!」
と思わず声があがる様子を見て、第1回目緊張の面持ちで集まった晩秋メンバーが、ここまで仲良くなってくださったことが本当に嬉しくなりました。
時間ギリギリで小箱も無事完成!
個性的でかわいい小箱がたくさんできました。
最後に晩秋3回のワークショップ全体を通してのご感想を一言ずついただきました。
「おしゃべりしすぎて時間が足りないという感覚を久しぶりに味わった。」
「引っ越してきたときは知り合い0だったのが、偶然会って挨拶したりできるような生活になった。」
「“ママ友”ではなく“私の友達”ができた。自分の話ができて、本当に楽しかった。」
「今までは知ろうとしていなかった福島のことを、もっと知りたいと思うようになった。」
「ワークショップの日の夜、夫に「いい顔してるね」と言われた。私がハッピーでいることが家族の幸せにつながってるんだなと感じた。」
これからもよろしくお願いしますという言葉が皆さんから出ました。このワークショップを通して繋がった縁がこうしてこれからも続いていきます。
ワークショップ終了後はみんなで連絡先の交換会になっていました。
この繋がりが新しい動きにも発展していく予感がします。
ベルフォンテが新たに取り組んでいる転入女性が暮らしやすい福島づくりプロジェクト。
その活動の大きな柱である「WELCOMEワークショップ」を無事に初秋・晩秋と終えることができました。
初めて開催し、参加された方がどんどんいきいきしていく様子や、福島に興味を持っていかれる様子を見て、このWELCOMEワークショップは今後も続けていくべきだと感じました。
この気持ちを忘れず、来年度以降の開催に向けて、これから準備を始めていきます。
今後の活動につきましては決まり次第、このtentenで発信していきます。
参加してくださった皆様、各講座の講師の方々、託児スタッフさん達、託児で頑張ってお母さんを待っていてくれた子どもたち、関わってくださった皆様に感謝いたします。