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【モニター事業】こんな使い途やあんな使い途も?!家族の絆を深める「自分でつくる家系図講座」体験レポート
「家系図って、テレビでよく見る巻物になったアレのこと!?
あ、NHKのファミリーヒストリーでも見たことがあったな。
でも私にはまだまだ縁遠いものだな…」
当初、私の家系図への知識や関心はこの程度でした。
ましてや自分で家系図を作ることができるなんて!
そして、こんなにカジュアルで様々な使い途があるなんて!!
今回は、「縁結び家系図や」を主催されている行政書士の横山秀人さんのもと、二人のモニターさんと共に家系図の作成体験をしてきました。
自分たちが大切にしてきた「家族の絆」を子どもたち世代にも伝えていきたい!との思いから始まった家系図作り
「縁結び家系図や」代表の横山さんは福島県相馬郡飯舘村のご出身です。
福島第一原発から40kmに位置する飯館村は、東日本大震災の原発事故によって全村避難を余儀なくされました。
震災前の飯館村は、祖父母世代から孫世代まで三世代で同居しているご家庭も多かったのですが、避難生活のなかでやむを得ず一家離散となったケースが少なくありませんでした。
この影響で、濃密だった親戚付き合いも一気に希薄化。
横山さんは、親戚のおじさん・おばさんを子どもたち世代が分からないという状況を何度も目の当たりにしたそうです。
そこで思いついた方法が、父方・母方両家の親族情報を載せた家系図を作り、自分たちが大切にしてきた「家族の絆」を子どもたちに伝えていくことだったのです。
簡単・楽しい・キレイ!三拍子揃った「縁結び家系図」を実際に作成してみよう!
今回は、約1時間半で両家三親等内の親戚情報の入った「子ども世代に伝える」ための家系図を作成しました。
事前準備は兄弟、甥っ子・姪っ子、叔父叔母など、家系図に記載したい方の氏名・生年月日を調べ、「事前準備シート」へ記入してくるだけ。
え?本当にこれだけで良いの?
と内心思っていた私…。
が、本当にそれだけで十分だったのです!!
「自分でつくる家系図講座」いざ、スタート! ~入力編~
まず横山さんに先導いただきながら、専用の家系図作成ソフトを使用して各者の情報を入力します。
生年月日を入力すれば自動的に年齢が表示されたり、既に亡くなられた方の命日を入力すれば享年が自動表示されたりと、やってみるととにかく簡単!
マウスのクリックで選択できる項目が多く、何より横山さんがしっかりサポートしてくれます。
これならタイピングやパソコンが苦手な方でも不安なく挑戦できると思いました。
余談にはなりますが、続柄の項目ではなかなかお目にかかれないという点でとても印象的だったのが、夫婦間の続柄を選択する場面。
「夫婦」「前夫婦」などのほかに「愛人」という選択肢もあって、みんなで爆笑。
参加者同士、それまでの真剣な雰囲気が一気に和みました。
~レイアウト調整編~
作業も中盤に差し掛かり、次は家系図のレイアウト調整へ。
実際に体験して第一に思ったのは、家系図のレイアウトって本当に絶妙な具合にできているということ。
今回の講座に参加する前は、ワードやエクセルでだってできるんじゃないの?!なんて思っていましたが、とんでもない!!
両家ごとに左右に枝分かれした家系図のバランスを図ることって想像以上に難しいのです。
その点、専用の家系図ソフトはレイアウトの微調整の方法が非常に簡単で驚きました。
お陰でものの10分で調整作業完了。
この頃になると参加者同士も打ち解けてきて、お互いの家族のエピソードなどを紹介しながら盛り上がりました。
お友達同士で参加すると、お互いの知らなかった家族の話なんかも聞けてより仲が深まること間違いなしです。
料金もグループで参加すれば人数で割っていいとのことなので、お友達同士での参加をおすすめします!
~出力作業編~
レイアウトが固まったら、最後は出力(印刷)作業です。
まず記載事項の最終チェックの後、専用のソフトからワードにデータ出力します。
出力後は横山さんが事前に用意してくださっている中から好みのイラストを選択し、背景として差し込みます。
背景には写真画像なども使用可能ということで、ご自身でご用意いただいてもOK。
これをA3版に印刷してもらって作業完了。
彩りも素敵な家族の家系図が完成しました!
なお、一度出力したワードデータは、横山さんがその後も保存・管理してくださるそうです。
体験終了後、またお子様が新しく生まれたとか、もっと遡って先祖の情報を入力したいなど家系図を追加したいと思ったときは、いつでも横山さんの事務所までお越しくださいとのことです。
まとめ
今回モニターに参加した方々からは、「親戚のことを聞くのに久しぶりに親に電話を掛けた」とか、夫婦間でも「今まであまり分かっていなかった相手方の親戚のことを知ることができた」などの声がありました。
私自身も、この講座をきっかけに夫婦・親子間のコミュニケーションや会話の幅を広げることが出来たと実感しています。
今回は「子ども世代に伝える」ための家系図を作りましたが、他にも以下のように多種多様な用途に使用できるそうです。
・結婚式の親族紹介
・結婚祝い、出産祝い
・両親の金婚式のプレゼントとして
・自分のルーツ探し
・終活の一環 等
個人的には、親戚から我が子へ、毎年お年玉や誕生日祝いなどをいただくことがあるので、そのメモ用に活用したいと考えているのと、ちょうど今我が子の誕生アルバムを整理中だったので、子どもが生まれた当時の家系図をページの1つに付け加えたいと思っています。
使用用途を見ても分かるように、今や家系図は時代劇に出てきそうな巻物ではなく、もっと身近でカジュアルなものへと進化しているのですね!!
ご興味を持たれた方、詳細は「縁結び家系図や」のHPをご参照くださいね。
最後に家系図作成体験だけじゃ物足りないと思ったそこのあなたに朗報です!
実は横山さん、自分史活用アドバイザーとしても活動しているのです。
また同時に日本全国の名字について深くご精通されています。
家系図作成を皮切りに自分のルーツをもっと掘り下げたいと思ったら、ぜひ横山さんを頼ってみてください。
きっと、いえ間違いなく!あなたの力になってくれるはずです!!
▶「縁結び家系図や」HP:https://enmusubi-kakeizu.com/
▶問い合わせ先:info@enmusubi-kakeizu.com
ライター:加藤香里(tentenライター)