初夏開催最後のワークショップ「福島の桃を使ったカレー作り」、14名の転入女性が前回に引き続き集まりました。(1名欠席)
講師は福島のカレー屋さんと言えば！のCurry dining bar 笑夢の芳賀眞さんです。
（Curry dining bar 笑夢食べログ）
「福島　ランチ」と検索をすることの多い転入女性。
一度は目にしている、訪れているあのお店のカレーが作れる！と待ちに待っていた参加者も多く、中には旦那様にこのカレー習ってきて！と言われて参加を決められた方もいるほどでした。

今回は年中手に入る福島の桃の缶詰めをミキサーでペースト状にして、インド料理によく使用される「チャツネ」のように使います。
実際にお店でも季節ごとのフルーツのペーストが入ったカレーがメニューに登場しているそうです。
まずは講師の芳賀さんからスパイスや今日の作業工程のお話がありました。
ホールスパイスにパウダースパイスと合わせて10種類もスパイスを使用する本格カレーに皆さん期待が高まります。
インドの家庭料理では2～3種類のスパイスを使用することが多いそうで、スパイスをたくさん使用することはおもてなしを意味すると説明がありました。

いよいよ作業スタート。
この顔触れで会うのも3回目ということもあり、各グループ和気あいあいと会話をしながら作業し、芳賀さんにも手際がいいですね～！と褒められるほど、皆さんが協力し合いとてもスムーズに調理も進みました。

ある程度材料も入ったところで一旦味見をしました。
芳賀さんの「この時点でも、作り方によって味が変わってきますよ～」という一言で、他のグループの味が気になり移動しながらそれぞれ味見･･･
私も味見をさせていただき、どれも美味しいけど味が違う！材料が同じなのに不思議！というカレー作りの奥深さを実感し、驚きをみんなで共有しました。

そして最後に福島の桃ペーストの登場！
ペーストと塩を入れる最終工程は芳賀さんにおまかせ。
先ほどまでインドの現地の方のようにニコニコだった芳賀さんも職人の目になり、それぞれのグループのカレーを仕上げてくださいました。

福島の桃を使ったバターチキンカレーが出来上がりました～！！
笑夢でも大人気のバターチキンカレーのレシピや家での応用など、惜しみなく芳賀さんにご指導いただき、どのテーブルでも美味しい～！！お店出せる！と思わずテンションが上がるほどのカレーが出来上がりました。
今回スムーズに調理が進んだおかげで、試食タイムをゆっくりとることができました。
自分たちで作った美味しいカレーを食べながらだったので、それぞれのテーブルでは自然と会話も弾んでいました。

笑夢のカレーは旦那様にも人気が高く、作ってあげたいですと多くの方が言われていました。
中には初デートの場所が笑夢だったから、絶対にこのワークショップに参加したかった！という方も。
こんなに贅沢なカレーを自分で作れて、家でも実践できるように教えてもらえたから参加してよかったとご感想をいただきました。

最後に参加の皆さんから今回のワークショップ全体を通してのご感想を一言ずついただきました。

・参加するか迷っていたけど、こうやってみんなと仲良くなれて参加してよかった。
・転勤族で正直大変なことも多かったけどこんな機会に出会えて転勤族でよかったと思えた。
・tentenがあることで福島が移住しやすいところになっていくといいなと思った。
・家族以外とのつながりが欲しくて参加したら、同じ思いの人って多いんだなと知れた。
・私にもやれることがあったら、チャレンジしていきたい。
・転入して長いけど、出産を機に仕事を辞めたらコミュニティ作りが1からになってしまったが、tentenに関わることでいろんなことにチャレンジしたくなった。
・実家や地元の友達と電話で話すしかなく、次第にこの境遇になったことにストレスを感じていた。参加してみてみんな同じように緊張しているから話しやすかった。
・今まではどうせ3年くらいでまた転勤だろうと諦めていたところがあった。ワークショップに参加した日はいつも以上に子どもに優しくできた。
・去年参加している人がすごく楽しそうだったからどうしても参加したかった。これからも福島に住む一人の女性として、転入女性の助けもしていきたい。
・今回知った福島の良さをもっといろんな人に知ってほしいと思った。

本当に素敵なご感想をたくさんいただき、私たちスタッフもやってよかったなぁと安堵しました。
最後に芳賀さんより、「福島の一人の女性として福島を思いっきり楽しんで！そしてカレーもいっぱい作って楽しんでください！！」と転入女性の皆さんにエールをいただきました。

まもなく初秋開催がスタートします！
あと若干名ですが参加者募集中です。
気になっている転入女性の皆さん、是非勇気を出して応募してみてください。
初夏メンバーも最初はみんな緊張や不安で集まりましたが、最後には笑顔いっぱいで会話も止まらないくらいでしたよ。
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