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【開催報告】2022.3.8  防災tenten cafe@福島市

3月8日(火)に防災tenten  cafe@福島市を開催しました。 
県独自のコロナ対策措置のため、当初予定していた危機管理センターが使用出来なくなり、「防災」についておしゃべりするtenten cafeを行いました。

ハザードマップを見ながら注意した方がいいことを話したり、過去の震災・水害の経験談などをシェアしましたよ。
会場は福島市県庁通り沿いにある「ペントノート」さん。おしゃれでかわいい文房具屋さんで、カフェが併設されています。ペントノートさんの会議室をお借りして自己紹介からスタートです!

今回は結婚や転勤で福島市に転入された方など、7名の転入女性が集まってくれました。
3.11の震災当時を振り返りながら自己紹介をすると、宮城にいて津波から逃げた方、関東で計画停電中の出産を経験した方、看護師として隣県に勤務していた方、帰宅難民になった方。
そして家族や友人と連絡がとれなったり、ガソリンが手に入らなくなったり、放射能のことを心配したりなど、様々な体験談を聞かせてもらいました。

2019年の台風19号の際は、転入してきたばかりで土地勘が無く、避難所の場所や避難するタイミングが分らなかったという話も。いざという時に備えて避難所の場所を確認し、近所の人に住んでいる周辺の過去の災害時の被害状況を聞いておくといいね!とのアドバイスが出ていました。

福島市のハザードマップは水害、内水害、火山の3種類があり、市役所内の管轄も違います。
今回はこの3種類を使って自分の住む地区の確認もしました。

最後に皆さんからいただいたご感想を紹介します。

・3.11のことや台風被害の体験談や話が聞けて、今後の防災の考え方が変わりました。
・震災や台風被害などテレビの中で起きている感覚だったので生の声が聞けて良かった。初参加でしたが2時間あっという間でした。
・看護師の立場から、動けない人のことは配慮していた。自分で動くことができる人(災害時にほっとかれてしまう世代の人)の声を聞くことができてよかった。災害時は避難所に行く行かないなど、判断の連続で疲れてしまうので自分の研究で何とかしていきたい。
・(当時は福島にいなかったので)放射能の恐怖などは同等に語ることはできないけど、県外での体験を話す機会になり、当時の気持ちを消化できて良かった。
・水や川の氾濫に疎かったので、どこかで勉強する機会があるといいなと思っていました。この機会があってよかった。

tenten cafeの約1週間後、再び大きな地震が起きました。皆さん落ち着かない一夜を過ごされたことかと思います。
この地震により会場として利用させてもらったペントノートさんのビルも大きな被害を受け、現在休業されています。移転し、再オープンに向けて準備中とのことなので、また今後が楽しみですね!
私自身は偶然にも今回のtenten cafeで防災について話していたおかげか、割と落ち着いて行動できたかなと感じています。
tentenでは今後も防災について話したり考えたりできる機会を作っていければと思います。もちろん今回叶わなかった危機管理センターの見学と防災講座も、必ずまた企画しますね!

4月以降のtenten cafeの予定は、決定次第告知いたします。
もうしばらくお待ちください!

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※2023年7月現在約400名が参加しています。

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