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【開催報告】2022.5.13 ico.×tenten 防災ワークショップ~防災ポーチについて考えよう~
5月13日(金)に防災ワークショップを行いました。
今回は宮城出身のイラストレーターico.さんとのコラボ企画です。
ico.さんは2011年の東日本大震災と2019年の台風19号による被害を経験されました。
被災経験者もそうでない方も、みんなで防災知識や経験をシェアしたい!という思いが強いico.さん。今回tentenと女性限定の防災ワークショップという場を共催することになりました。
5月28日(土)に開催した ico.×tenten 防災ワークショップ~ジブンゴト被災体験~の開催報告はこちら
https://tenten-f.info/event/2362/
郡山市や二本松市など、防災に関心のある女性10名が集まってくれました。
まずはtentenのイベントでは恒例のスケッチブックを使った自己紹介から。実際に3.11や台風19号を経験した方も多く、防災ポーチについて知りたい!どんなものを入れているのか聞きたい!と参加してくれていました。
3.11や台風19号の際、どこで何してた?をそれぞれのグループでシェア。参加者一人一人その当時置かれた状況が違っていて、その経験やどんなふうに対応したのかを聞くだけでもとても勉強になりました。
グループでシェアした後は、福島市役所危機管理課守山さんより3.11当時の福島市内の状況を共有してもらい、避難所に置いてあるものを福島テルサ岡﨑さんより説明してもらいました。
いよいよ防災MYポーチの中身に何が必要かシンキングタイムです!
ico.さんのポーチや配布した資料を見ながら、避難所の備蓄や避難所開設時に市役所職員さんが持ってくるものなどの説明を元に自分には何が必要か、何を持ち歩いていると便利なのか考え書きだしました。
書き出し終わったら、みんなでどんなものを入れるか発表し合いました。
ビニール袋もいいけど保存袋は密閉できるし子どもの食べ残しを入れておけるという発表を聞くと、なるほど!私もそれ準備しよう!という声も聞こえてきました。
コンタクトレンズの替えは備蓄の中に準備してあったけど、何日避難することになるのか予想がつかないから眼鏡の方が現実的だと、ico.さんのポーチを見て気付いたという声も。
最後に市役所の守山さんから福島市内で想定されている地震以外の災害についても説明してもらいました。
大雨による浸水被害だけでなく、活火山も福島にはあるので防災知識として知っておかないといけないですよね。
詳しくは過去にtentenライターさんが記事にしてくれていますのでこちらをご一読ください。
https://tenten-f.info/article/1075/
皆さんからいただいたご感想を紹介します。
・防災グッズ、ポーチについて何を用意したらいいか分からず、まったく備えがなかったので今回情報をたくさん得ることができてよかった。必要なものを買いに行ってポーチを作り、持ち歩きたい。
・大阪の両親にも伝えたい!
・備えについてまたバージョンアップさせようと思った。
・郡山でも同じようなことをしたい!郡山でも水害ひどかったから話を聞いてほしいし、企画展を見てほしい!
・カバンの中や車の中に入れているウエットティッシュが乾燥していたから、こうゆうものもローリングストックがいいんだろうなと改めて思った。
参加者の皆さんの各地での被災経験や、その時にどんな対処をしたのかを知れたことは私自身もとても参考になりました。当時福島にいなかった転入女性にとっては、経験者の体験は貴重な情報です。今後も防災について考え、話す機会は作っていきたいですね。
28日(土)開催予定の防災ワークショップはありがたいことに満員御礼。現在キャンセル待ちとなっております。
企画展は5月28日(土)まで開催中です!(9:00~21:30)ぜひお子様やご両親、ご家族で一緒にご覧いただき防災について考える機会にしてみてはいかがでしょうか。
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