結婚や転勤などの理由で福島に転入した女性たちがいち早く地域に馴染み、福島ぐらしを楽しんでもらうためのWELCOMEワークショップ。
今年最後のワークショップは「福島産リンゴジュースでクラフトコーラを作ろう」です。

福島市を中心に出店している店舗のないピザ屋orioriの今井さんを講師にお迎えし、クラフトコーラの作り方を教えて頂きました。orioriさんの作るクラフトコーラはentでも大人気商品！炭酸水を加えればコーラに、牛乳を加えればチャイとして楽しめます。今回はあんざい果樹園さんの福島産リンゴジュースを使った特別バージョンのクラフトコーラを作りました。

まずは恒例の自己紹介からスタート。今回は福島市内外からorioriさんのピザやクラフトコーラのファンという方の参加もあり、7名が集まりました。

元々はアメリカの薬剤師がモルヒネ中毒の処方箋としてワインとコカの葉とコーラナッツの成分から作ったカラメル色のシロップから始まったというコーラ。かなり曖昧だというコーラの定義や、ご当地クラフトコーラについても教えて頂きました。

クラフトコーラの基本の材料は、砂糖、柑橘、スパイスと水。基本のスパイスもシナモン、グローブとカルダモンの3種類だけ。想像していたよりもずっとシンプルな材料でした。この3種の基本のスパイスに、今回はフェンネル、オールスパイス、ブラックペッパー、コリアンダーの中から2種類を選び、オリジナルのコーラを作ります。

まずはスパイスをジップロックに入れて麺棒で砕きます。鍋にりんごジュース、スパイスを入れて中火で加熱し、沸騰後に砂糖を入れて溶かします。レモン果汁を入れて再度沸騰させたら、消毒した瓶にスパイスごと入れて5日ほど寝かせたら出来上がり。想像していたよりずっと簡単にできました！

スパイスの数を増やせば風味に複雑さは出せるけれど、香り自体が増すわけではなく逆にぼやけてしまうそう。材料はシンプルなのに少し違うスパイスの組み合わせで全く風味の違うクラフトコーラができ、コーラの世界の奥深さを感じました。今井さんが作るクラフトコーラは試行錯誤を繰り返し、なんと約3年かけて出来上がったものだそうです。

「スパイスに関する知識や、意外と簡単にクラフトコーラを作れるんだと知ることが出来て良かったです。」
「とっても美味しくて、次は自分でも作ってみようと思います。レシピの無限さにクラフトコーラの奥深さを感じました！」
「職場の方にクラフトコーラをお裾分けしました！」
と嬉しいコメントがいっぱいでした。

参加者の皆様、講師の今井さんご夫妻、ありがとうございました！
これで今年のワークショップは全て無事終えることができました。来年も皆さんに福島を知っていただけるワークショップを開催していきますのでぜひご参加ください！