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妊娠中の転勤・引越しが決まった! 出産前後の6つの工程を解説

県北
福島市

楽しいプレママ期に突然、夫の転勤が決まった!
新居探しや荷造り、他にも手続きすることがあるけれど…出産はどうなるの?
大丈夫です。私も妊娠中に引越しをしましたが、福島市に行く前にした準備は

  1. 通院中の病院や分娩する病院に引越しの報告
  2. 転入先で「妊産婦健康診査受診票」の入手
  3. 助成内容の確認と流れの確認
  4. 出生証明書の提出と「すこやか手帳」の入手
  5. 福島市に行くタイミングと方法の決定
  6. 「こんにちは赤ちゃん訪問」の依頼

の6つ!
私のパターンを参考に、この記事で大事なポイントを押えて、引越しと出産に備えましょう!

その1:急遽里帰り出産に?!分娩する病院に伝えよう

私たち夫婦は元々私の実家に暮らしていて、分娩をする病院も実家の近くの病院の予定でした。
そんな時に、夫の福島市への転勤辞令が。しかし臨月に入る時期だったので、転入という形はとるものの、私だけ出産まで実家で過ごすことに。
状況は同じですが、思いがけず「里帰り出産」という形を取ることになりました。

妊婦健診のとき、病院に里帰り出産になることを報告。
私が病院側から確認されたことは、転入日と引越し後の住所、引越し先で通院するかの3点のみ。私の場合は、状況は変わらないので事務手続きについては何もありませんでした。
引越しで通院先が変わる場合は、今受診している病院にすぐに伝えましょう。病院から必要な手続きの説明がありますよ。

その2:転入先の「妊産婦健康診査受診票」を手に入れよう

受診票の入手方法は?

妊婦検診に助成がでる「妊産婦健康診査受診票」は市役所か支所で発行してもらえます。
転入するとき、市役所か支所に転入届を出しに行きますね?そのときに「妊産婦健康診査受診票」の発行もしてもらいましょう!本人じゃなくてもOKとのことで、私はパパにお願いしました。

発行に必要なものは、母子手帳(コピー不可)だけ。パパによると、届け出た支所は窓口がまとまっていたので、転入届を出すときに、母子健康手帳を見せるとすぐに受診票を発行してもらえたそうです。市役所と支所の場所は、支所の一覧は福島市のホームページで確認できます。
福島市役所 市役所・支所一覧

その3:助成内容の確認と流れを確認しよう

助成内容が違うことも!受診票で確認をしよう

妊婦健診の助成内容は、実は市町村によって異なるそうです。
私も妊産婦健康診査受診票で助成内容を確認したら、福島市の方が「妊婦検診の回数」と「産後1カ月検診」について助成内容が多かったのです。
妊婦健診の回数ですが、福島市の妊婦健診の助成対象は、1から15回の健診で、1回分多かったのです。産後1カ月検診についても、全額保証ではありませんが、助成金が出ることになりました。
場所によっては他にも違いがあることも。転入前の受診票と新しい受診票で、助成内容の違いをしっかり把握しましょう!

助成されるまでの流れを確認しよう

福島市の受診票を使って、里帰り出産先で受診となると助成されるまでの流れも変わります。
これまでは受診票を提出だけですんでいたものが、一旦こちらが費用を立て替える必要が発生します。
立て替えた費用は出産後、福島市に申請し、指定口座に振り込まれることとなります。

妊産婦健康診査受診票に「福島県外の医療機関・県内外の助産所で受診される方へ」という項目があり、切り取って病院に渡せます。助成までの流れを病院にも確認してもらいましょう。

助成金の申請には期限があり、産後6か月以内に行う必要があります。申請できる場所は、福島市の保健福祉センターです。市役所・支所では受け付けてもらえません。
申請するには、受診票の控え、母子手帳、領収証、妊婦の振込口座情報の4つが必要です。

提出書類の整理は記憶が新しいうちに!

私のように福島市に親戚がいない場合、出産後、申請手続きに行く時も赤ちゃんを連れて行かねばなりません。6ヶ月以内の赤ちゃんなので、できる限り早く終わらせたいですよね。
少しでも早く終わらせるためのポイントは、事前に受診票の控えとその領収証を一緒にしておくことと、母子手帳のどこに検査結果が書かれているかを把握しておくことです。
病院で妊婦検診を受けたら忘れる前に、これを整理しておきましょう。

その4:出生証明書の提出と「すこやか手帳」を入手しよう

出産を終えると、分娩した病院が出生証明書を書いてくれます。母子手帳と出生証明書を、福島市の市役所・支所に提出しましょう。我が家は里帰り中の私に代わってパパにやってもらいました!

パパによると、提出時に赤ちゃん医療助成制度の説明もあるそうです。必要な項目を記入すると必要な提出書類の一覧をもらえるそうなので、この手続きも忘れずに。

このとき「すこやか手帳」や子育てに関連する情報誌「えがお」をもらえます。
「すこやか手帳」は、乳幼児健康診査票と予防接種予診票がまとまった冊子です。これから赤ちゃんにすることが確認できて安心です。
「えがお」は福島市の子育てに関する情報が盛りだくさんの冊子です。引越し先の近くに行きやすい遊び場があるかもしれないので、こちらも事前に目を通しておくのがおすすめです。

その5:福島市に行くタイミングと方法を決めよう

退院後、産後2週間健診と1ヶ月健診がありました。
福島市に行ったら、日中は育児と家事をしなければいけないので、私の身体が順調に回復しているかもしっかり確認してもらいました。
赤ちゃんも私の身体も経過が順調と太鼓判を押してもらい、無事福島市に行ける体制が整ったので、私は1か月健診の受診から10日後に、4時間半かけて車で行きました。

生後2ヶ月までに行った理由は予防接種

1ヶ月健診を終えたあとの赤ちゃんの予定は、生後2ヶ月から始める予防接種→4ヶ月健診と続きます。予防接種が始まると、生後6ヶ月ごろまで毎月2~4種類の注射をします。
かかりつけ医を決めてしまうことで、お医者さんが赤ちゃんのことを覚えてくれるのは心強いものです。予防注射は里帰り先でも受診は可能ですが、かかりつけ医が変わってしまうので、予防注射が始まる前に福島市へ行くことにしました。

知らない土地で小児科を探すのは大変ですよね。予防接種を受けられる医院は、出生証明書提出時にもらえる一覧表で確認できます。一覧には、病院によって接種可能なものと、接種不可能なものが書いてあります。また地域ごとに小児科名がまとめてあり、病院を決めるときに重宝しました。

赤ちゃんと車移動、計画と当日のスケジュール

私たち夫婦は車の運転に慣れていたので、主に東北自動車道を利用して車で行きました。
赤ちゃんが一緒なので、事前によく調べて移動計画を立てました。
出発は混みにくい早朝で、午前中に福島市に着けるように計画。道中赤ちゃんを1時間ごとにチャイルドシートから降ろしておむつ交換と授乳ができるように、ベビールームのあるサービスエリアもNEXCO東日本のホームページ・ドラぷらで確認しました。

移動日は、授乳後の午前5時半に実家を出発。渋滞もなく運転しやすい気候で、福島市に10時前に到着できました。赤ちゃんは車中ではよく寝てくれ、泣き叫ぶこともなくストレスフリーでした。立ち寄ったサービスエリアのベビールームは快適で、安心感のある空間でしたよ。

車での移動で、赤ちゃんが疲れないかが気がかりでしたが、赤ちゃんはとっても元気でした!赤ちゃんと一緒にスムーズな移動ができたのは事前準備のおかげです。赤ちゃんが休憩できる場所を調べておきましょう。

その6:「こんにちは赤ちゃん訪問」を依頼しよう

生後1ヶ月が過ぎ、まだ実家にいたころ、知らない番号から電話が!
福島市保健福祉センターから「こんにちは赤ちゃん訪問」の連絡でした。福島市に行く日を伝え、それ以降に来てもらうようにお願いしました。

「こんにちは赤ちゃん訪問」とは?

「こんにちは赤ちゃん訪問」は、産後4ヶ月までにママと赤ちゃんの健康状態を確認しにきてくれる福島市のサービスです。その地域担当の保健師さんが訪問してくれるので、子育てサークルや支援センターなどの地域の子育て情報も入手できましたよ。
このサービスは、里帰り先でも受けることができるそうです。でも福島市での子育て情報を得るチャンス!是非産後4ヶ月まで福島市に来て、「こんにちは赤ちゃん訪問」を利用してくださいね。

まとめ

引越しと出産…イベントが重なり大忙しですね。でも妊娠中に引越しが重なった私がしたことは思いの外多くありませんでした。ママはお腹の赤ちゃんのことを考えながら、なによりもご自身の体調を優先して、豊かなひとときを過ごしてください!
福島市では親戚がいなくても、優しいぬくもりのある人に囲まれのんびり子育てができます。少し足を延ばせば雄大な自然に囲まれたあづま運動公園・四季の里・十六沼公園があり、赤ちゃんとピクニックも楽しめます。福島市での赤ちゃんとの過ごし方も楽しみに、引越しと出産をやり遂げてくださいね。

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