食べる買う福島に暮らしている方へ

お取り寄せもできる!リピーター続出 伊達市にある牧場直営アイスクリーム屋「まきばのジャージー」

県北
伊達市

みなさん、アイスクリームは  好きですか?
伊達市霊山町には、知る人ぞ知るアイスクリームの名店「まきばのジャージー」があります。現在、まきばのジャージーは営業時間を短縮して営業されています。また、アイスクリームは地方発送もできるので、人気の味をおうちで楽しむこともできます。そこで自社で牛の飼育からアイスクリームの製造まで行っているまきばのジャージーおすすめメニューや美味しさへのこだわりをご紹介します!
(※取材は昨年11月にさせていただきました)

メニューは常時20種類!!イチ押しはソフト&アイス!

まきばのジャージー本店で作られている、ソフトクリームと常時20種類ものアイスクリーム。その品揃えは、バニラやチョコレートなどの基本メニューに加え、枝豆やくりなど季節限定メニューに店長の気まぐれメニューまでバリエーション豊か。     訪れたそのタイミングでしか出会えないものもあるので、何度も足を運びたくなります。
私のイチ押しの食べ方はソフト&アイス(370円)!

▲好きなアイスクリームを1つ選び、その上にまきばのジャージー自慢のソフトクリームが乗る、という夢のような組み合わせ(この日は素朴な甘さのかぼちゃにしました!)

ミルク本来の味を楽しめるソフトクリームは、まきばのジャージー1番の売りだからはずせない。でも素材にこだわったアイスクリームも食べたいという方にオススメです!
濃厚なのに後味はさっぱりしていると評判のソフトクリームメニューは本店だけ!是非本店まで足を運んでご賞味ください。
手を加えすぎない素材の美味しさを活かした製法だから、私の子どもたち (幼稚園児と小学2年生)もシングルコーン(270円)ひとつペロッと食べてしまいます。

アイスクリームの味を決められない方は、下の人気ベスト5から制覇してみてはいかがでしょう?

第1位 バニラ
第2位 塩ミルク
第3位 ラズベリー
第4位 ラムレーズン
第5位 チョコチップ

▲ダブルコーン(340円) 一番人気のバニラ(右)と4位のラムレーズン(左)

日本では希少なジャージー牛を飼育。牛も人も大切にする自然牧場に行ってみました!

▲伊達市と相馬市をつなぐ、国道115号線沿いにあるまきばのジャージー本店

夏のピーク時はお店に行列ができ、一日に2,000~3,000個も売れるというオリジナルのアイスクリーム。その美味しさの秘訣を知るため、今回は特別に牧場も見学させていただきました。
まきばのジャージー本店から車で7~8分。たぬきやきつね、うさぎも現れるほど自然豊かなところに片平ジャージー自然牧場があります。山や牧草地、沢もあり、牛たちは草を食べたり、寝転んだり、のんびりと過ごしていました。

 

▲生まれて数日のかわいい子牛を見ることもできました。まるでバンビのよう!

片平ジャージー自然牧場では現在子牛を含め27頭のジャージー牛と、22頭の和牛を飼育しています。ジャージー牛は茶色い毛色で、乳脂肪分が高くアイスクリームなど加工に向いています。日本で飼育されている乳牛の99%はホルスタイン種という     白黒の毛色の牛で、そのほとんどの牛たちは牛舎の中だけで飼育されていることが一般的です。
実はストレスにとても弱い牛。こちらの牧場     では牛たちのストレスを減らすため、1年のうち4月上旬から12月初旬まで放牧による飼育を行っています。朝の搾乳から夕方の搾乳まで、放牧により自由に過ごすことは、ミルクの味にとてもよい影響を与えます。
希少なジャージー牛を飼育しさらに放牧を行っているこちらの牧場は、日本国内でも珍しい牧場なのです。

▲山頂まで11ヘクタールもの広大な土地で自由に過ごすジャージー牛たち

顔の見えるつくり手としての想い

広大な土地という牧場の強みを活かすために、少ない頭数でも高脂肪で加工に向いているミルクを得ることができるジャージー牛を飼育。そして自社でソフトクリームやアイスクリームの製造・販売を一貫して行うことで、つくり手の顔が見える安心感を大切にしています。
安心へのこだわりは放牧だけに留まりません。牛の体のことを考え、ミルクを口にする人のことを想い、飼料には牧草と干し草をメインに与える飼育を続けています。近代酪農と呼ばれる飼育方法が主流になっている今の牛たちは、牧草などの草よりも本来牛の体には合わない穀物メインの飼料を与えられることが多くなりました。

▲牧草ロール1つ約400㎏を、20頭ほどで、2日もあれば食べきってしまう

風味を損なわないよう、搾りたてのミルクを68℃で30分間殺菌します。その後約1日熟成させたものがソフトクリームやアイスクリームに加工されます。安全で安心できる商品を届けるために、搾乳の際にサンプルを取り頻繁に検査機関に提出しチェックを受けています。
アイスクリーム用の素材もイタリア産のチョコレートや京都産の高級抹茶、沖縄産の塩など厳選素材が使用されています。

まとめ

「生産性ばかりを求めたくない」と話す片平さん。毎日牛の世話をしていると飼料の食べ方や仕草で、いつもと様子が違うことにすぐ気が付くそうです。牛にとっていい環境で育てることは、ミルクの出も味もよくなるなど、私たち消費者にとってもいいこと尽くめです。
ちょっと欲張ったソフト&アイスやダブルコーンを食べても最後までおいしく食べられる。その秘訣は牧場で大切に育てられたミルクであり、こだわった素材や片平さんたちの想いが込められているからだと感じました。
アイスクリームは地方発送も行っています。長いおうち時間のお供に、こだわりのアイスクリームをお取り寄せしてみてはいかがでしょうか。そしてこの状況が落ち着いたときには、是非一度こだわりのソフトクリームやアイスクリームを食べに、伊達市霊山町へお出かけください。笑顔の素敵なスタッフさんが、みなさんを出迎えてくれます。

▲笑顔で撮影に応じてくださったまきばのジャージー本店スタッフの齋藤留美さん

【店舗情報】アイスクリームは地方発送も可能

▶(有)片平ジャージー自然牧場 まきばのジャージー本店
住所:〒960-0807 福島県伊達市霊山町石田字川面1-1
TEL:024-589-2375
営業時間:8:30~17:30 冬期(11~3月)8:30~17:00
※2020年4月20日現在、8:30~16:30で営業
定休日:年中無休
http://www.makibano-jersey.com/

▶まきばのジャージー 道の駅伊達の郷りょうぜん店
住所:〒960-0808 福島県伊達市霊山町下小国字桜町3-1
TEL:024-573-4880
営業時間:10:00~17:30
※2020年4月20日現在、10:00~16:00で営業
元日のみ休業
※本店とメニュー・価格が異なります。

ふくしま転入女性コミュニティ
(tentenコミュニティ)に参加しませんか?

福島へ移住・転入を考えていて情報収集がしたい、移住・転入してきたけど知り合いがなかなかできない、と不安や不便さを感じていませんか?
tentenでは転入先の暮らしに少しでも早く慣れるように、そして思う存分楽しめるようにFacebookグループで福島転入女性のためのゆるいコミュニティを立ち上げました。
すでに住んでいる転入者から福島の情報を教えてもらったり、仲間づくりに役立ててください。
※2023年7月現在約400名が参加しています。

詳しくはこちら LINE@でも情報を発信しています

SHARE

お友達に情報をシェアしよう

関連記事

記事を探す

PageTop