車がなくても大丈夫!?自転車だけで福島市の生活を乗りきるためのヒント5つ
福島市で生活するなら車は一人一台必要?自転車だけじゃやっていけない?
そんな疑問をお持ちの方もいらっしゃると思います。
結論から言うと車があった方が便利です。
福島市内は電車や地下鉄が縦横無尽に走っているわけでもなく、車でなければ行けない場所が多く存在します。また、車があれば家族の送迎や大きな荷物の運搬等、できることの幅も広がります。
しかし、やむを得ない事情があり車を持たない選択をする方もいるでしょう。
福島市に転入するけど、今運転できるのは自転車だけ。そんな方のために必要な情報をまとめました。
自転車に乗るなら冬は要注意!
冬にいきなり自転車に乗るのはとても危険。福島の冬に慣れている地元の学生でさえ自転車で転ぶレベルです。
福島市の冬は、例年11月下旬頃~3月頃まで断続的に積雪があります。(市の中心部で10cm〜30cm程度)車道に積もった雪は車の往来によってあらかた解けますが、轍状に解け残ったり路肩に雪が寄せられたりし、自転車での車道通行はほぼ不可能です。
歩道は除雪されないまま雪が降っては解け、降っては解けを繰り返します。そのため日陰部分はカチカチに凍ったりシャーベット状になり、歩くのでさえ一苦労。
自転車通勤・通学の人は、冬の間だけバスや電車や徒歩に切り替えたり、家族に送迎を頼んだりしている方が多いようです。
自転車だけで生活するならどこに住むのがいい?
移動手段が自転車しかない場合は、福島駅周辺も便利ですが、私の一押しはズバリ笹谷!
笹谷にはイオン福島店から続く大通り(通称:イオン通り)があり、この周辺には生活するのに十分なショップや施設が一堂に会しています。
福島交通飯坂線の笹谷駅も利用できるため、福島駅までのアクセスも便利です。通勤・通学時間帯には1時間に3~4本電車が走っています。
私も以前、子どもがいない頃に夫婦二人で笹谷に住んでいたことがありました。
主に電車や自転車で行動していましたが、徒歩5分圏内にスーパーやコンビニ、ドラッグストア、100円均一ショップがあったため、特に不便を感じることはありませんでした。
笹谷は福島市での物件選びの候補に入れて間違いなしですよ!
福島市内18か所の駐輪場はすべて無料!
都心では駅前駐輪場は有料の場合が多いですが、福島市の市営駐輪場はすべて無料で利用が可能 。利用登録や申し込みも不要です。
18か所のうち約半数が福島駅周辺に集中しています。
のこりの半数は福島交通飯坂線・JR線の駅前やバス停前にありますので、物件選びの参考にしてみてください。
(参考)自転車駐車場をご利用ください – 福島市
http://www.city.fukushima.fukushima.jp/koutsuu-seisaku/kurashi/kotsu/churinjo/1622/index.html
福島駅周辺は無料レンタサイクルという手も!
福島市にはももりんレンタサイクルという無料自転車貸出サービスがあります。
自転車貸出所は福島駅周辺に5か所、福島交通飯坂線の飯坂温泉駅に1か所あり、営業時間中(福島駅周辺は10時~19時)であればなんと使い放題!
何度も利用する場合は利用登録がおすすめで、次回からは利用証を提示するだけですぐに自転車を借りることができますよ。
福島駅周辺でのちょっとした買い物や、徒歩では行けないお店巡り等に気軽に利用してみてはいかがでしょうか。
(参考)ももりんレンタサイクル ・ レンタル車いすをご利用ください – 福島市http://www.city.fukushima.fukushima.jp/koutsuu-seisaku/kurashi/kotsu/jitensha/1662.html
福島交通飯坂線は自転車持ち込みOK!
福島交通飯坂線は福島駅から飯坂温泉駅までを南北につなぐローカル電車です。
こちらの路線独自のサービスであるサイクルトレインは、電車内に自転車を折りたたまずに持ち込むことが可能。しかも運賃は変わりません。うまく利用すれば駅から離れた場所へも乗りなれた自転車で行くことができ便利です。
自転車を持ち込むことができる駅や時間帯は限られている他、乗車・降車方法、自転車乗り入れ可能場所等の注意事項がありますので、問い合わせをしたり、ホームページをご確認の上、お出かけください。
(参考)サイクルトレインのご案内|福島交通 飯坂線
https://ii-den.jp/how/cycletrain.php
まとめ
車を持つか持たないか は福島市で生活する上でかなり重要な選択。
車があれば確かに便利に過ごせますが、車の購入費や維持費など家計にも大きな影響があります。
特に期間限定の福島滞在の場合は、 必ずしも車があった方がいいとは言い切れないのが転勤族の難しいところです。
転入後にどのような生活スタイルを送りたいかをしっかりとご家族で話し合い、快適な福島ライフをお送りください。