不動産屋さんに聞いた!福島市内の家賃相場とファミリー世帯におすすめの地域4選
そろそろ年度末。旦那さまの転勤のお話が耳に入ってくる頃ではないでしょうか。
見知らぬ土地への転入は生活の利便性や子どもの学校のことなど期待よりも不安の方が遥かに大きいはず。
そんなあなたの不安を少しでも取り除けたら…と思い、今回は福島市内の家賃相場や子育て世帯におすすめの地域を調査してみました!
福島市内のファミリー向け物件の家賃相場ってどのくらい?
不動産・住宅情報サイトLIFULL HOME’S(※)によると、福島市のファミリー向け賃貸物件の家賃相場は5万円~9万円前後とのこと(2DK~3LDK・アパート/マンション/一軒家の場合)。
JR福島駅付近の中心市街地以外にも商業施設がまとまった地域が数か所あるので、その周辺を中心に人口が分散し、家賃にあまり地域差がないのが特徴です。
実際に私もいくつかの賃貸検索サイトで対象物件を検索してみましたが、中心市街地の高層マンションや山間部などの郊外を除いて家賃に明らかな地域差は見られませんでした。
ただ築年数や和室の有無による家賃の差は顕著です。
しかし、築年数が経過しているだけで居室内はしっかりとリフォームされている場合もあるので、金額重視の方は古い物件も要チェックですよ!
(※)不動産・住宅情報サイトLIFULL HOME’S
https://www.homes.co.jp/chintai/fukushima/fukushima-city/price/
不動産屋直伝!ズバリ、子育て世帯におすすめの地域はココだ!
辞令から1ヶ月以内に異動ということも珍しくないと思いますが、新居探しや引越をはじめ、自治体・子どもの学校の手続き諸々、限られた時間のなかでやらなきゃならないことはいっぱいですよね。
昨年市内に転入してきた友人も十分検討する暇もなく、旦那さまの職場の近くということだけで住宅を決めてしまい、いざ住んでみたら子どもの小学校が家からすごく遠かったと嘆いていました。
今回はそんな後悔をしないために、市内の不動産屋さんに子育て世帯におすすめの地域を聞いてきました!
西道路の開通で交通の便が更に◎に<大森地区>
大森地区はJR福島駅から車で15~20分のところに位置しています。
数年前に行われた西道路の延長工事で交通の便が更に良くなり、また比較的安くて広い部屋を借りられるということで、特に若年層世代のファミリーに人気の地域だそうです。
大森から国道4号線に繋がる県道362号線沿いには約2kmにわたって広い駐車場を備えたスーパーや飲食店、衣料品店、電化製品店などが点在しており、特に車を所有している方におすすめの環境です。
学区は福島市内一のマンモス校・大森小学校で、現在は1学年4~5クラスあるそうです。
<最寄り駅>
・JR南福島駅
<行政>
・福島市役所信夫支所
・福島市信夫学習センター
<教育機関>
・大森小学校
・信夫中学校
<近隣の子育て支援センター>
・こじか子育て支援センター
・ちゅうりっぷ子育て支援センター
・さくらみなみ子育て支援センター
・いいたて子育て支援センターすくすく
<近隣の公園・スポーツ施設>
・大森城山公園
車がなくても生活しやすい<笹谷地区>
笹谷地区は西道路や現在のイオンの前身である大型商業施設サティの建設により、一気に福島市の一大商業エリアとなりました。
そのイオンから笹谷駅まで2kmほどの道沿いには多種多様な商業施設や企業が進出し、現在も発展を続けています。
また最寄り駅は福島駅から飯坂温泉までを結ぶローカル電車・飯坂線の沿線なので、通勤・通学には電車を利用している人が多く、特に電車移動に慣れている都心の転入者から入居の問い合わせが増加しているそうです。
お子様が大きくなったときに電車通学もできますね。
<最寄り駅>
・福島交通飯坂線 笹谷駅/桜水駅
<行政>
・福島市役所信陵支所
・福島市信陵学習センター
<教育機関>
・笹谷小学校
・信陵中学校
<近隣の子育て支援センター>
・三育子育て支援センター
・子育て支援センター みんなの家@ふくしま
<近隣の公園・スポーツ施設>
・笹谷公園
・ふくしま北中央公園
JR福島駅徒歩圏内<野田町地区>
野田町地区はJR福島駅から徒歩圏内ということもあり、近年新築の分譲マンションがどんどん建設され、ファミリー世帯が増加傾向にあるとのこと。
数年前には野田町ヨークタウンが建設され、ヨークベニマルを中心に100均や本屋、ドラッグストア、衣料品店、塾などが入居し、一日中賑わいをみせています。
実は私は野田町学区の三河台小学校出身ですが、同校は転出入者が多く、毎年全校児童の5~10%の異動が発生していたと記憶しています。
在校児童が転入生に慣れているのは親としても安心感がありますよね。
<最寄り駅>
・JR福島駅
・福島交通飯坂線 曾根田駅
<行政>
・福島市役所本庁
・福島市西口行政サービスコーナー(コラッセ福島館内)
・福島市三河台学習センター
<教育機関>
・三河台小学校
・岳陽中学校
<近隣の子育て支援センター>
・さくらんぼ子育て支援センター
<近隣の公園・スポーツ施設>
・野田中央公園
福島市の文教エリアとして人気!<森合地区>
福島市の中心市街地に隣接した閑静な住宅地として、昔からファミリー世帯に人気のある森合地区。
近隣には県立美術館・県立図書館・県立福島高等学校などがあり文教地区としてのイメージが強いからか、森合小学校の学区内で賃貸物件を探したいという問い合わせも多いそうです。
実際森合小学校のブログを覗いたところ、同校は以前から国語や道徳教育に力を入れており、数年前には全国国語科教育研究大会が開催されたと紹介されていました。
また駿英家庭教師学院のブログによると、学区の福島第四中学校は名門県立福島高等学校への進学率が市内の公立中学校のなかで過去数年No.1らしいですよ!
<最寄り駅>
・福島交通飯坂線 美術館図書館前駅
<行政>
・福島市役所清水支所
・福島市清水学習センター
<教育機関>
・森合小学校
・福島第四中学校
<近隣の子育て支援センター>
・たんぽぽ第二子育て支援センター
・さくらんぼ子育て支援センター(野田町)
<近隣の公園・スポーツ施設>
・森合運動公園
・森合緑地公園
・森合市民プール
・ふたつやま公園
まとめ
今回の調査の結果、ファミリー世帯に人気の地域はロードサイド店舗が充実し中心市街地にもアクセスの良い西道路の周りに集中していることが分かりました!
どの地域にも近隣に広大な敷地の公園や未就園児が毎日通える子育て支援センターがあり、お子様の年齢を問わず子育てしやすい環境が整っています。
なお今回ご紹介した地域は全て福島大学附属小学校の学区内ですが、通学にはバス等の乗り継ぎが発生します。
同校への入学を検討されている方は、その点ご注意くださいね。
以上、皆さんの福島での新生活が少しでもより良いものになりますように!