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実録!福島からの里帰り出産!やるべきことを確認して里帰り出産に挑もう

県南
相双

妊娠中の転入ママは里帰り出産を選択する人も多いのではないでしょうか。私も妊娠が分かった時、迷わず里帰り出産を選びました。しかし、里帰り出産には様々な手続きが必要!いつ、何をやるべきかわかっていれば安心して出産に臨めます。私の体験談をまとめましたので、参考にしてください。

里帰り出産にむけての準備!まずは病院の手続きから

里帰り出産を決めたら、まずやるべきことはこの2つです。

①受診している病院から紹介状をもらう

里帰り先で病院を受診するには、紹介状が必要です。
妊婦健診で受診している病院に里帰り出産を希望することを伝え、紹介状をもらいましょう。

飛行機での移動が必要な人は注意が。妊娠36週以降になると医師の診断書や医師の同伴がないと飛行機に乗れません。ギリギリの移動にならないように里帰りの計画を立てましょう。

②里帰り先の病院に分娩予約をする

早めに里帰り先の病院を探し、分娩予約をしましょう。病院によっては「妊娠◯週までに」と予約の期限があるところも。
人気がある病院は早い段階で予約が埋まることもあるようです。気になっている病院のWEBサイトなどで、情報収集しておくことをおススメします。
私は5月末に出産予定でしたが11月の頭(妊娠12週ごろ)に電話で分娩予約をしました。12月には5月出産予定の分娩予約は埋まってしまっていたので、早めに電話してよかったです。

まずは自費で立て替え!妊婦健診助成の手続きの注意点を覚えておこう

里帰り先の妊婦健診費用は、一旦自費で立て替えます。あとから居住地の役所に申請すると立て替え分が戻ってきます。その申請に必要な書類と注意点を確認しておきましょう。

申請に必要な書類はこの5つ!

①妊婦健康診査助成申請書
居住地の役所でもらえる書類です。里帰り出産する旨を伝えると用意してくれます。様式は市町村によって様々。助成費用を受け取る口座や、立て替えた健診の費用などを書く欄があります。

②妊産婦一般健康診査受診票
居住地で母子手帳と一緒にもらう受診票で、妊婦健診の際に病院に提出するものです。居住地の病院では提出すると病院で処理されますが、里帰り先では提出後、会計の際に戻ってきます。後日申請する際に必要なのでなくさないよう保管しましょう。

③領収書、診療明細書 のコピー
立て替えた健診費用の領収書、診療明細書どちらも必要です。会計の際忘れず受け取り、保管しましょう。

④母子手帳のコピー
表紙と健診の際に病院が記入するページのコピーが必要です。

⑤通帳のコピー
助成費用を受け取る口座の口座番号がわかるページのコピーが必要です。

申請方法を確認しよう

私が住んでいた白河市は、事前に電話連絡をすれば郵送での申請も大丈夫とのことだったので、里帰り先から郵送で申請をしました。市町村によっては窓口に直接提出を求められる場合もあるので、書類をもらう際に確認しておきましょう。

申請の際の注意点

申請は最後に受けた健診から6ヶ月以内に行わなければ助成の対象外になってしまいます。産後も里帰り先に長く滞在することを考えている人は、申請の方法やタイミングを考えておきましょう。

都道府県、市町村によって健診の内容が前後する場合があります。私は白河市の担当の方に、「検査内容が多いときは受診票に書かれている週数を気にせず、◯番の受診票を使ってください」と事前に教えてもらいました。受診票によって助成費用が異なるそうです。
実際、里帰りして最初の健診は検査項目が多かったため、担当者に教えてもらった番号の受診票を使いました。事前に教えてもらってよかったです。

里帰り出産中に引っ越し!長期里帰り!イレギュラー対応まとめ

私は里帰り中に、夫の県内転勤に伴い福島県内で引っ越しをしました。そのため引っ越す前の白河市、引っ越し先の川内村それぞれ手続きが必要でした。さらに産前産後合わせて6ヶ月里帰りする予定であったため、健診費用などお金の心配もありました。どのように対応したか、他にどのような選択肢があったか、私の経験を紹介します。

里帰り中に引っ越しする場合

同じ福島県内でも市町村によって申請の内容などに少しずつ違いがあり注意が必要です。
まずは助成の申請期限。白河市には、白河市民として最後に受けた健診から6ヶ月以内に白河市への申請を行わないといけませんでした。その点も事前に確認しておきましょう。

また、川内村は健診の際の交通費も助成が出るため、その申請書も必要でした。どのような申請書があるか受け取った際に確認しておくと書くときに慌てることはありません。

長期に渡って里帰りする場合

6ヶ月と長く里帰りをするにあたり心配だったのは、妊婦健診代の自費での立て替えが高額になること。
里帰り先、つまり実家に住民票を移すことで里帰り先の助成を受けて健診を受けることができます。その場合自費で立て替える必要がなくなるため、私だけ住民票を移すことも検討しました。
しかし旦那さんの扶養に入っている方はこのやり方は要注意。旦那さんとの住所が異なると扶養から外れてしまう場合があるからです。そのため、住民票を移すという選択をする際は、扶養について旦那さんの会社に確認すると安心です。
住所を移しても問題がなければ、お金の心配をしなくてすむようにこの選択をするのも一つの手かもしれません。

まとめ

私は周りから色々とアドバイスをもらい、役所や病院に確認するなど行動に移し始めました。
一つ一つ確認したり調べたりすることはとても労力がいりましたが疑問や不安がなくなり、安心して里帰りすることができました。この記事は私が経験したことをベースに書いているので、それぞれの市町村でさらに確認が必要だと思いますが、里帰り出産を考えている人の情報の一助になればと思います。

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