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転入女性の味方!郡山市立中央公民館主催の「はやまーゼ」教室体験談!

郡山市
県中

以前tentenでも紹介した、郡山市立中央公民館で開催されている転入女性のための「はやまーゼ教室」。
私もこの春郡山市へ引越しし、右も左もわからない状態。
そんな中「はやまーゼ教室」は新しい生活環境を知る絶好の機会と思い、参加してきました。
実際に参加してみると、教室の雰囲気は、笑いに溢れた楽しみながら郡山市を学べる機会が満載!
今月頭に終わったばかりの「はやまーゼ教室」を早速レポートしたいと思います。

郡山市で長年続く「はやまーゼ教室」は転入女性の強い味方!

「はやまーゼ教室」とは、新しく郡山市へ転入してきた女性を対象に、”郡山を知ってもらうこと”や”仲間づくり”を目的に郡山市立中央公民館で開催されている教室です。

詳しくは以前の記事にまとめてあるので、こちらをご覧ください。
・郡山市の転入女性必見! 現在参加者募集中の郡山市へ引越ししてきた女性のための「はやまーゼ教室」について調べてきました!
https://tenten-f.info/article/485/

全8回の講座は郡山の魅力を多方面から体験できるよう、様々な講師陣で構成され、回を重ねるごとに郡山愛の深まる教室でした。

地元住民より郡山に詳しくなれる!?歴史から観光スポット、医療、オススメ食品など生活情報を取得できる教室の内容を一挙紹介

初回はかるた大会で仲間づくりと歴史を学ぶ回

新しい環境での参加とあり、期待と少しの不安とで参加した「はやまーゼ教室」。
第一回からその不安はあっという間になくなり、次回が楽しみになるように内容でした。
なんと、フリーアナウンサー宗方和子さんの仲間づくりの方法は、思いもよらなかった「かるた大会」!

使用するかるたも郡山市久留米の歴史をモチーフにしたかるた。
郡山市発展の歴史を学びながら楽しいゲームができる!
そして、参加者の距離も縮まります。
宗方さんおすすめの郡山市のお菓子が景品で盛り上がりました~。

方言や地場産品の情報も。
郡山市は開拓の地。
開拓の際には、九州からも多くの方が移民として力を貸してくれたそうです。
その名残が、地名の「久留米」や方言の「~ばい」などのように、現代でも残っているそうで、これらもこのかるたで学んだのです!
宗方さんの優しい声で緊張はほぐれ、かるたでの楽しい雰囲気で参加者同士の距離も近くなりました。

まるでタイムスリップしたかのよう!民話語りで郡山の日本遺産を学ぶ回

とても印象深い講座の一つが「民話語りも交えての郡山市日本遺産を学ぶ」回。
郡山市にある日本遺産も素晴らしかったのですが、民話を交えることで歴史の魅力が倍増しました!

郡山市の水路の歴史を民話を交えながら学ぶこの回は、長年続く「はやまーゼ教室」でも初の試みだったそうです。
民話語りの会・品竹悦子さんの郡山弁での民話語りが始まると、一気にその世界観に引き込まれ、昔の郡山市へタイムスリップしたような感覚になりました。
そう、まさに、日本昔話をライブで聞いている感じです!
市の職員の方のプロジェクターでの郡山の日本遺産の解説の合間に民話が入るスタイルの講義。
歴史に限らず、郡山の名産品「鯉」にまつわる話から地名の由来などとても興味深い題材の民話を聞くことができ、参加者からも絶賛の声が聞かれました。
これは、ぜひ子ども達にも自分たちが暮らす土地について知るために体験してほしいです。

地域の生活情報を学ぶ回からバスツアー、ヨガなど盛りだくさん!

他の回も、転入者でも郡山市での暮らしを充実させることができるようにと考えられた構成でした。

バスツアーで開成山大神宮を訪れ、これからの生活をお祈り!
移動中なども参加者同士でおしゃべりに花が咲きます。
出身地、転勤で住んでいたことがある土地、家族構成など共通点の話題はもちろんのこと、郡山市でのおすすめポイントの情報交換と話は尽きません!

ガイド付きで観光スポットも回りました。
開成山公園では見どころに加えて、モニュメントなどもじっくり見ることが出来ました。
何気なく訪れる公園にも歴史の記録が多々あることに感動!

薄皮饅頭で有名な老舗和菓子屋の柏屋さんの講座の回では、郡山市の発展と共に地元企業がどのように成長したのかを知ることができました。
住民と企業の繋がりを実感し、その歴史を知った上でのお菓子は格別です。

生活には欠かせない、地域医療についても学べる回。
引越し先での病院探しはいつも課題の一つになるのですが、地域の病院の連携状況を把握できることと医師の講師の先生に日頃の疑問を質問できたことは、これからの生活の安心感につながりました。

皆さんは「笑いヨガ」ご存じでしょうか?
一般的なヨガのようにストレッチしながら体を動かすことに加えて、笑いも交えることで心も温かくなれるスポーツです。
新しい環境での生活はストレスが溜まるものですが、リフレッシュもできました~!
そして、新しい土地で神経を張り詰める毎日で忘れがちな「笑い」を補給できました。

郡山ブランド野菜の回では、生産農家さんの講義と実際にブランド野菜を使用したランチ、さらにマルシェでの買い物!
地元食材を丸ごと体験してお土産もゲットです。

「楽しかった!」参加者の笑顔での感想

参加者の感想では、みんなが笑顔で「楽しかった」と話し、「教室終了後も仲良くし続けたい」との声がたくさんありました。

その感想をご紹介します。
・講義内容は難しそうに感じても、始まるととてもためになり、毎回あっという間の2時間だった。
・郡山を知ることで行動範囲が広がった。
・同じ境遇の方と知り合えて、孤独を感じなくなった。
・住んでいる場所の理解が深まって良かった。

最後は参加者での話が止まらなくなるほど盛り上がり、教室終了が惜しまれました。
これほど参加者同士で仲良くなれたのも、参加してよかったことの一つです。

これからの「はやまーゼ教室」

内容が盛りだくさんの「はやまーゼ教室」。
今後どのように発展していくのか、担当の中央公民館の方にお聞きしてきました。

「郡山市へ転入してきた女性のために」と始められたはやまーゼ教室。
近年は震災によっての移住もあり、需要は増えているのだとか。
講座内容についは、前年の参加者の声を取り入れながら計画。
郡山市の歴史は必ず学び(講師や切り口はその年によって様々)、郡山の食材を使った料理作りなどは毎年好評!
この教室を通して郡山市について学ぶだけでなく、仲間作りの場になり、参加者が教室終了後も楽しい生活を送れることを目標としているそう。
参加者同士のサークルが誕生する年もあり、転入女性という同じ境遇でのつながりは心の支えになっているのでしょう。

「回数に限りがあり実現できなかったが教室でやりたいことがまだまだ沢山ある」とのことで、秋には早速「はやまーゼ教室」のフォローアップ講座も企画中だそう。
同窓会のようで、みんなに会えることが嬉しく、郡山の良さをまた体験できるのが今から楽しみです。

まとめ

「はやまーゼ教室」に参加して感じたことは、郡山市の方が地元をとても愛してるということでした。
様々な方面の講師の先生方が講座を行ってくれましたが、皆さん、自分の分野とは関わりがなくても「生活の上で役立つ郡山情報」を教えてくれました。
人気のラーメン屋さん、おすすめのパン屋さん、子どもの遊び場、病院との関わり方など日常で欠かせない、これぞ知りたかった情報!を自分の体験を交えて、これからの郡山市の生活がより良いものになるようにと話してくれたのです。
講師の先生方は郡山市のいい所を、住民の目線でたくさん伝えてくれました。
そのおかげで、始めは「講義型の教室は講師の話を聞くスタイルなので、自分の興味のない内容も含まれているのではないか」と思っていましたが、興味のなかった分野についても「こんなこともあったのか!」と新たな発見になりました。
郡山市は特産が何もない、と言われることが多いそうですが、ナンバーワンはないけれど「なんでもある土地」なのだと実感!
郡山市は人口的にも地理的にも様々なモデル地区に採用されることも多いそう。
関東の企業が東北進出する際に、まずは郡山市でテスト販売を行うので、様々な企業やお店があるのもそのため。果物や農産物、観光スポットなどたくさんの魅力が詰まった土地です。

今回の教室で地域の魅力を知り、転入女性の仲間ができて、郡山での生活がもっと充実していきそうな期待がふくらんでいます。
今後も転入女性の活力になる「はやまーゼ教室」に、多くの転入女性の方に参加してほしいと思います。

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