台風19号・福島県内の状況について(10/14)(Bridge for Fukushima×ホールアース自然学校×tenten共同プロジェクト)
本日の福島県内の状況を引き続きまとめていきます。
本日の情報提供もBridge for Fukushimaの伴場代表とスタッフの方々とtentenメンバーです。
なお、本日より郡山市湖南町にありますNPO法人ホールアース自然学校様にもご協力いただけることとなりました。
福島市内
福島市郷野目地区(10/14 10:00現在)
115号線と4号線の交差点あたり、昨日は完全に水没していたところが、すでに通行可能に。きっと昨日の夜、徹夜で作業をしていただいたんだと思います。
ほぼ日常通りの生活はできるものの、数カ所でまだ通行止めや、片側通行のところがあります。
伊達市内
伊達市梁川町中心部(10/14 11:00現在)
水は引いて通行可能になるも信号は機能しておらず、道路は混んでいます。
この先、次の交差点からは通行止め。但し迂回路あり。
伊達市梁川町梁川認定こども園付近(10/14 8:30現在)
浸水がひどかった梁川町中心部から少し離れた所にある場所です。昨日はこちらにも水が一面に来ていたようですが、今日は水が引いたようです。
床上浸水したため週明け15日の休園は決定。
伊達市梁川町西塩野川地区(10/14 16:00現在)
昨日浸水してた西塩野川地区は排水が完了して荷物の運搬始まってます。
本宮市内
本宮市新本宮舘~駅周辺(10/14 11:30現在)
昨日とは一変、水はポンプで排水し、街中は水一帯から泥一帯に。各家、そして事業所等でまずは大きな荷物を運んで作業が始まっています。
調査に来ていた市の担当や自衛隊の方もまだ被害の大きさについては把握できていないとの事。ざっと目測ですが、4号線から阿武隈川にかけて200メートル位の範囲、そして安達太良川を中心に南北合わせて300メートルほどが浸水した様子。推定される世帯数は、1000軒前後。
今の現地のニーズは、ボランティアとして大きな荷物を運んでくれる方などだそうです。
社会福祉協議会とお話をしたところ、本日13時からボランティアの受付が開始されます。
旧市街全体が水没したため、圧倒的に人手が不足しており、多くの方にお手伝いをお願いしたいとの事。
受付は本宮市元気いきいき応援プラザの2階で行われるそうです。
郡山市内
郡山市田村町金屋(10/14 14:00現在)
ベニマル近く国道49号線のベニマル側は冠水がひいて、会社や家の片付けをしていました。
国道49号線の反対側、帝京安積高校付近はまだあちこち浸水していて、自衛隊のヘリコプターが飛び交っています。
幸いにもベニマルやダイユーエイトは営業していて、近くの住民が買い出しに来ていました。弁当類は品薄ですが、一通り品物が揃っているようです。
郡山市内所々通行止めで、道路はかなり混雑しています。
国見町内
国見町徳江大橋付近(10/14 13:30現在)
あぶくま川の徳江大橋のあたりから水が出て、滑川の堤防が決壊。牛沢川の堤防のあたりまで一帯が洪水になり、現在も水は引いていない状況。
この辺には4世帯ほどが住まれているようで、すべての家族は無事。
ただ、桃畑とりんご畑は壊滅状態で、来年の収穫ができるかどうか分からないとの事。