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福島に来たからには見たい!2024年のホタル観賞イベントと観賞スポットまとめ~幻想的な景色を見に行きませんか?~

県北
会津
いわき

夏のひと時、きれいな水辺で見られるホタル。静かで自然豊かな環境でしか見られないため、出会える機会は貴重ですよね。

私自身、住んだことのある兵庫県や東京都ではホタルは一度見たことがあるかという程度でしたが、福島に来て近くで見られる場所があると知りました。

この記事では、福島県内のホタル祭りのイベントや、ホタルが見られる場所を紹介します。観賞時のマナーも載せているので、一緒にご確認ください。

tenten調べ!2024年のホタル祭り・イベント

福島県内で行われる2024年のホタル観賞会のイベント情報を紹介します。

ホタルの見られる時間帯は、日没から1~2時間後の20~21時頃。イベントや出店を楽しんだ後に、19時半や20時頃からホタル観賞会となるところが多そうです。

▲桑折町産ヶ沢川のホタル(引用:桑折町ホームページ)

桑折町「桑折町ホタルまつり」

福島県の県北地方、宮城県とのほぼ県境に位置する桑折(こおり)町の産ヶ沢川(うぶがさわがわ)ホタル自然公園は、コロナ禍前にはなんと数千匹ものホタルが見られた場所。川沿いを歩きながら、ホタルがゆらゆらと飛び交う様子を見られます。

イベント名:桑折町ホタルまつり
日時:2024年6月21日(金)~23日(日)
会場:産ヶ沢川ホタル自然公園
 (※会場付近に駐車場はありません、臨時駐車場をご利用ください)
臨時駐車場:桑折町役場駐車場(伊達郡桑折町大字谷地字道下22番地7)
 18:30~21:30の間、臨時駐車場から会場までシャトルバスを運行します。
問合せ先:桑折町蛍保存会 024-582-3072
ホームページ:なし

会津若松市「ホタル祭り2024 in きたあいづ」

会津若松市ではホタルの飼育や放流も行い、積極的にホタルの里づくりをしています。

やすらぎホタルの森公園では、盛り沢山のステージイベントと出店でにぎわうホタル祭りを開催。多くの来客で混み合うことが予想されます。車両規制もありますので、臨時駐車場の場所や行き方を事前に調べて行きましょう。

イベント名:ホタル祭り2024 in きたあいづ
日時:2024年6月22日(土) 10:00~21:00
会場:やすらぎ広場ホタルの森公園(会津若松市北会津町下荒井)
臨時駐車場:下記ホームページをご確認ください。
 なお、北会津支所駐車場からは無料のシャトルバスを運行します。
問合せ先:北会津ホタル祭り実行委員会 0242-58-2381(あいづ商工会)
ホームページ:https://www.city.aizuwakamatsu.fukushima.jp/docs/2019052800016/

いわき市三和町「第2回ほたるのさんぽみち in みわ」

いわき市三和町では、昨年に続きホタルの観賞会が行われます。イベントではキッチンカー、ミニ縁日に、出店ブースも。竹灯籠のライトアップもあり、幻想的な風景が楽しめます。

イベント名:第2回ほたるのさんぽみち in みわ
日時:2024年6月29日(土) 17:00~20:30(少雨決行)
会場:三和ふれあい館 および ふれあい館裏の好間川沿い遊歩道
 (いわき市三和町下市萱竹ノ内114-1)
駐車場:警備員の誘導に従い、必ず指定の駐車場をご利用ください。
問合せ先:三和町商工会青年部 0246-86-2153
ホームページ:https://kankou-iwaki.or.jp/event/51871

いわき市田人町「たびとほたる祭り」 ※ 2024年の開催はありません

今年、いわき市田人町のほたる祭りはありませんが、古民家カフェ&ゲストハウスHITO-TABIにて、食事や宿泊がセットになったほたる鑑賞プランを用意しています。駐車場や地域の方々への配慮のため、予約の方限定で案内します。

場所:HITO-TABI(いわき市田人町黒田唐沢35)
プラン:宿泊+朝夕付きプラン(1人10,000円)or 限定ディナープラン(3,850円)
日時:2024年6月21日(金)~23日(日) 
問合せ先:070-2437-9633
ホームページ・申込み先: https://hitotabi-iwaki.com/news/news-detail.php?id=4

ホタル祭り以外の日程で楽しめるホタルスポット

ホタル祭りに行くことができない方には、以下のスポットがおすすめ。ホタルが見られる期間中、自由に見学できる場所を3つ紹介します。

▲ゲンジボタル

桑折町 うぶかの郷

うぶかの郷は、日帰り入浴と宿泊ができる施設です。ホタルの見られる6月中旬~下旬にかけて、ボランティア団体「夢ほたる・こおり」のスタッフがホタルの案内人として活動しています。タイミングがあえば、案内してもらえるかも!

うぶかの郷の日帰り入浴は20時までですが、ホタルが見られる時間帯は玄関を開けているため、館内でホタルが出るのを待つことも可能です。

場所:桑折町民研修センター うぶかの郷
住所:伊達郡桑折町大字南半田字川端22
定休日:毎週火曜日
駐車場:あり
ホタルの見頃:6月中旬~下旬
ホームページ:https://www.k-ubuka.com/
 ※桑折町ホタルまつりの会場とは別の場所です。

会津若松市 やすらぎ広場ホタルの森公園など

やすらぎ広場ホタルの森公園では、6月22日のホタル祭り以外の日にもホタルを観賞することができます。6月中旬頃に「北会津ホタルの里を守る会」が公園内で観賞場所を案内します。

場所:やすらぎ広場ホタルの森公園など
住所:会津若松市北会津町下荒井字宮ノ東22
駐車場:やすらぎ広場ホタルの森公園、および寺堀地区にあり
ホタルの見頃:6月中旬~下旬
ホームページ:https://www.qkamura.or.jp/bandai/free1/?p=195&v=on

北塩原村 休暇村裏磐梯

休暇村裏磐梯はアウトドアレジャーや温泉が楽しめる施設で、ホテルやキャンプ場があります。宿泊で訪れれば、自然に生息しているホタルに出会えるかもしれません。歩いて散策できるスポットをスタッフが教えてくれますよ。

場内の駐車場は宿泊者専用です。近くに裏磐梯サイトステーション公共駐車場があり、そこから付近を散策することは可能とのこと。徒歩圏内のレンゲ沼でもホタルが見られるそうです。なお、宿泊者以外の方はキャンプ場への立入りはご遠慮ください。

場所:休暇村裏磐梯
住所:耶麻郡北塩原村檜原字小野川原1092-3
駐車場:あり(敷地内駐車場は宿泊者専用)
ホタルの見頃:7月中旬~8月上旬
ホームページ:https://www.qkamura.or.jp/bandai/free1/?p=195&v=on

遭遇確率があがるかも!ホタルが見やすい条件

ホタルが舞うのは、20℃以上で曇っていて湿度が高く、風の少ない日です。雨が降る前後のムシムシしている日が狙い目ですね。雨の日や、強風時にはあまり飛びません。

時間帯は日没から1~2時間後に飛び始め、20時~21時頃がピークです。県内ではゲンジボタルやヘイケボタルが見られます。

なお、ホタルは自然の生き物です。年々見られる時期が早まっている地域もあります。見頃の時期でも必ず見られるとは限りませんので、ご了承ください。

必ず守って!ホタル観賞時のマナー

ホタルの保存会をはじめとした方々の活動により、ホタルが棲める環境が守られている地域もあります。来年以降もホタルを見られるよう、以下のマナーを守って観賞しましょう。

  • 懐中電灯、カメラのフラッシュなど強い光はNG!

ホタルは強い光が苦手です。ホタルは光を出してオスとメスがコミュニケーションをとっており、人工の光がその妨げになってしまいます。

懐中電灯やカメラのフラッシュはNG、車のライトも影響します。

  • ホタルを捕まえないで、持ち帰らないで

ホタルの成虫が見られるのは、わずか1週間~2週間。触ると弱ってしまったり、子孫を残せなくなってしまいますので、そっと見守りましょう。

  • 静かに観賞する

ホタルの生息環境は、普段から光の少ない静かな場所です。繊細なホタルのためにも、近隣の住民に迷惑をかけないためにも、静かに観賞しましょう。

  • ゴミは持ち帰る

ホタルはきれいな水辺に生息します。川が汚れるとホタルが棲めなくなりますので、ゴミは持ち帰りましょう。

▲桑折町産ヶ沢川のホタル(引用:桑折町ホームページ)

【まとめ】

福島県内には、ホタルが見られる場所がいくつもあるんですね。

各地でホタルが見られるのは、ホタル保存会などの地域の方々の活動のおかげでもあります。桑折町や会津若松市の保存会では、川の清掃や、ホタルのエサとなるカワニナの採取・放流を行うなど、ホタルが見られる環境づくりがなされています。地道な活動に尽力されている地域の方々には、頭が下がる思いです。

福島の夏の思い出作りに、ホタルが夜空を舞う姿を探しに出かけてみてはいかがでしょうか。

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