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実録・子どもの入院!付き添い必要?入院費用は?福島での入院で気になる点をまとめました

熱性けいれん、感染症、胃腸炎・・・子どものころは色々な病気にかかります。
先日、私の中学生の息子は原因不明の腹痛と嘔吐が4日間続いて脱水状態となり、福島市の大原総合病院小児科に入院になりました。また、その直前にはあらかじめ計画していた肘の手術で郡山市の南東北病院整形外科に入院。1か月の間に2回の入院を経験し、入院になる流れや支払い手続きってこんな感じなのね、と知ったのでその実録をまとめました。

入院になる場合も、まずかかりつけ医への受診から

今回、息子の体調不良は、腹痛と気持ち悪さから始まりました。
食欲はなかったものの熱はなかったため、初日は家で様子見。その夜激しい嘔吐が始まり、翌日、内科を受診。回復せず、その翌日、別の胃腸内科受診。さらにその翌日に同じ胃腸内科へ。そこでようやく総合病院で検査をした方がいいと、紹介状をもらって総合病院へ。総合病院を受診したところ、脱水状態になっているからと即入院になりました。
入院可能な総合病院は紹介状がないと受診できない場合が多いので、まずはかかりつけ医や町医者で受診をすることとなります。

入院時付き添いは必要?兄弟がいる場合はその対応も要検討事項

大原総合病院小児科の入院には保護者の付き添いが必須でした。入院が決まったら、そのまま病室に誘導され、息子は点滴や採血などの処置が始まり、私は別室で入院の説明と書類の記入。病室に入ってからは、子どもと離れるのはNG。つまり入院に必要な荷物を自宅に取りに帰ることもできず、着の身着のまま入院となったのです。

入院するにあたり、タオル類や部屋着など、宿泊に必要なものがセットになったアメニティセット(495円/日)を息子用にレンタル。付添人分もタオルや歯ブラシを用意してもらえたので助かりました。
私の荷物(着替えや病室でも仕事ができるようPCなど)は、その日の夜に夫に持ってきてもらい、看護師さん経由で受け渡してもらいました。

食事ですが、付添人の食事は病院で用意してくれません。1日に1回だけ、売店に行くことができたので、その時におにぎりや軽食などをまとめて購入しました。

寝る場所は、お子さんが小さい場合は基本、お子さんと同じベッドで添い寝です。私は添い寝不要の年齢であったため、ソファーベッドで寝ました。ソファーベットにぴったりサイズの布団と枕の貸し出し(300円/日)があり、それを利用しました。

肘の手術で整形外科に入院したときは、感染症対策で逆に付き添いはNG。退院するまで病室での面会もできない状況でした。

我が家は息子の下に小学生の娘がいるのですが、いきなりの入院となってしまったため、娘の学童へのお迎えと夜のお世話を急遽夫にお願いすることに。この時期、夫は多忙で、翌日からは娘のお世話が難しく、冬休みに入ったこともあり、娘は夫の実家(白河市)で預かってもらうことにしました。

近くに頼れる人がいない場合は、福島市では、こども緊急サポートふくしまを利用するといいかもしれません。各自治体で緊急の時に頼れるサービスをあらかじめ調べておくことをおススメします。

気になる入院費用は

福島県は全市町村で18歳まで医療費が無料です。基本的に、食事代を含む入院にかかる費用もこの医療費無料化の対象となります。肘の手術費用も医療費無料化の対象でした。

しかし、一度入院費を立て替える必要があるため、今回は約12万円を退院時に支払いました。大原総合病院も南東北病院もクレジットカードでの支払いが可能でした。

退院日の翌月に、申請書と共に領収書を市役所窓口に提出すると指定口座に返金となりますので、この手続きをお忘れなく!
申請方法や必要な書類については、各自治体のWEBサイトに説明があるので、ご確認ください。
※福島市の場合(こども医療費助成のページ)
https://www.city.fukushima.fukushima.jp/tiiki-iryou/kenko/iryo/iryohijose/1203.html

今回、自己負担となったのは、個室利用代、アメニティレンタル費、付添人の布団レンタル費です。個室利用代(5000円/日)は入院と一緒に支払い、アメニティレンタル費は後日自宅に請求書が郵送され、布団レンタル費は病室で直接支払いでした。
今回は5日間の入院だったため、自己負担は約30,000円となりました。
肘の手術入院の時は、大部屋を利用し、アメニティレンタルを利用しなかったため、自己負担はありませんでした。

まとめ

体調不良を発症してから4日、息子の症状は悪化していく一方だったので、入院が決まったときはほっとした気持ちになりました。でもちょっと落ち着くと、「娘のお迎えどうしよう!仕事どうしよう!入院荷物どうしよう!え、いくらぐらいかかるの!?」と色々な焦りが出てきたのを覚えています。
子育て中の方なら、いつかお子さんが入院する機会が訪れるかもしれません。入院制度や病院の対応は変わっていくと思いますが、この記事が少しでも皆さんの気持ちを落ち着ける一助になるといいなと思います。

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