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実録・ペーパードライバー歴10年の私が福島に!?福島で運転できるようになるまでの体験記

運転免許をとったのははるか10年前のこと…。
それから一度も運転したことがないというのに、結婚して車社会の地、福島市で暮らすことになるとは…。

車なしで生活できるのか調べもしましたが、やはり運転できた方が圧倒的に便利!
…というわけで腹をくくりました。はじめは不安だらけでしたが、3歩進んで2歩下がったりと紆余曲折を経ながら、約2年で恐怖感なく運転できるようになりました。

この記事では、どのように運転への苦手意識、恐怖感を克服していったのか、私の体験談をまとめました。「運転どうしよう、できるかな…」と思っている方の参考になればと思います!

引越し前~まずはペーパードライバー講習を受講

福島に引っ越すことが決まり、東京で2回、ペーパードライバー講習を受講しました。引越し間近は準備で忙しくなると思ったので、引っ越す半年前と3ヶ月前に余裕を持って受講しました。

ペーパードライバー講習は自動車教習所で受けられる他に、東京・大阪などの都心部では出張型のスクールも。出張型は、自宅まで来てくれるため教習所まで出向く手間がかからない上に、自宅周辺の馴染みのある道路で練習できるのでおすすめです。

福島でペーパードライバー講習を探している方は、以下の記事を参考にしてみてください。

移住して運転に不安な方必見!福島市・伊達市でペーパードライバー講習を受講できる自動車学校をまとめました
移住して運転に不安な方必見!郡山市・本宮市でペーパードライバー講習を受けられる自動車学校をまとめました

引越し後~いざ福島で運転!

我が家では夫が車を1台所有しており、平日は通勤で使っていました。私は自宅でテレワークだったため、通勤に車は不要。主に週末に運転を練習しました。

【引越し~1ヶ月後】運転に挑戦するも、体調が悪くなかなか車に乗る気にならず

最初は夫に助手席に乗ってもらって練習しました。隣に運転できる人がいることで、安心して練習にのぞむことができました。

ただこの頃、新しい生活に慣れないこともあり体調の優れない日が続いていました。早く運転に慣れようと高速道路で長距離ドライブをしてみた日も、なんとか最後まで運転するも、帰宅後は疲れでぐったり。その後運転する気力が失せ、体調不良も重なり、1~2ヶ月は運転から遠ざかってしまいました。

【3ヶ月後~6ヶ月後】ルールを決めて運転練習再開。徐々にコツをつかむ

引越しから数ヶ月が経つと、体調が回復し、運転をする気になってきました。

前回の反省を生かし、「調子のよくない時は無理に運転しない」「一度の運転は長くても30分にとどめる」など、次も運転したいと思えるようにルールを決めて練習再開。すると徐々に慣れてきて、スーパーなど行き慣れた場所には一人で行けるようになりました。

3ヶ月程度乗ってそれなりに上達しましたが、その後冬に入り、雪が降ったりしたため数ヶ月運転はお休みしました。

【9ヶ月後~】数ヶ月のブランクを経て、振り出しに戻って再度挑戦

ブランク後はアクセルやブレーキを踏む力加減を間違えたり、カーブが大回りになったり、運転が下手になっていたので、また一から出直しです。

調子を取り戻してからは、カーナビを使って初めて行く場所にも行ってみるように。
最初は目的地のホームページやGoogle Mapの航空写真モードで、目的地の駐車場がどこにあるか事前に調べる用意周到ぶりでしたが、次第にそこまでせずとも行けるように。道路標識や道案内の表示を確認できる程度に、余裕を持って運転できるようになってきました。

【1年半後~】だいぶ恐怖感なく車に乗れるように!

車に乗る恐怖感が薄れてきて、体調や天候など調子がいい時に限らず運転できるようになりました。福島に来る前には「運転できる人すごい!私には無理!」と思っていた私が、です。

この頃、友人が福島に遊びに来ることが決まり、夫以外の人を初めて車に乗せるため、アクセル・ブレーキをゆっくり踏むなど安全運転を一層意識するようになりました。

この友人との1泊2日のドライブ旅行が、とても自信になりました。友人も運転できる人だったので、二人で交代しながら運転しようと気楽に構えられたのも良かったのかもしれません。

【2年後】今では自分の車を買うことも検討中!

今では便利な駐車場の場所や、どの道路が運転しやすいかなど街中のことも覚えることができ、自分の行動範囲がだんだんと広がっていっています。

そして引越し当時からライフスタイルが変わり、仕事で時々外出するようになりました。今は一緒に出かける方の車に同乗させてもらっていますが、今後外出の機会が増えたり、一人で外出したりする場合には、車の購入を考えなければと思っています。

知り合いに話を聞くと、中古車なら自分が思っていたよりも安く買えそうということもわかり、「その値段なら買ってもいいかも!」と思えてきたところです。

運転する際に心がけていたこと

特にはじめは、体調の良い時、気分の乗る時に運転する

早く運転に慣れようと、体調の優れないなか長距離運転をしたこともありましたが、あれは自分を疲弊させ、さらには運転する気をなくさせるだけで逆効果だったと、後から反省しました。

特にはじめは、車に乗るのも恐怖感が伴います。調子が良くない時に運転すると、その恐怖感を助長してしまうこともあります。
運転は少しずつ成功体験を積み重ねることで、運転する気も、運転技術も向上していきます。成功体験を重ねていくためにも、はじめは調子のいい時に練習することをおすすめします。

わからないことはすぐに調べる、または人に聞く

道路標識や車線の表示、優先道路の見分け方など、運転していて疑問に思ったことはすぐに調べたり夫に聞いたりして、知識を増やすようにしました。

道路標識にある「軽車両」の定義、ライトはどういう時にハイビームにするのか、山道の運転で気を付けることなど、疑問に思ったことを解決するのにインターネット上の記事がとても役に立ちました。

福島で運転を始める人へ。福島の運転事情

東京でペーパードライバー講習を受け、福島で運転の練習をしてきた私が感じる福島の運転事情をお伝えします(あくまで個人的な意見です)。

運転しやすい道が多い

東京などの都心では歩行者や自転車がとても多く、また片側3車線以上ある道路もあり、運転するのは緊張するなと思っていました。

それに比べて福島では、通学・通勤時間帯を避ければ、歩行者や自転車は少ないです。また、片側3車線以上ある交通量の多い道路も限られています。運転の経験を積むのに、福島の道路は最適です!

福島の人は運転が穏やかな人が多い

運転をしていてバックミラーに車が見えると、私は「後ろの車に迷惑をかけないように速く運転しなきゃ」と焦ってしまうことがよくありました。

でも、冬の雪道のゆずり合い運転がしみついているのか、福島で運転を急かす人にはあまり出会ったことがありません。道を譲ってくれる人や、車線変更の時も入れてくれる人が多い印象です。これは運転初心者には本当に嬉しいポイント。周囲のペースに乱されず、焦らずに運転しましょう。

おわりに

引っ越してしばらくは運転にとても抵抗があり、上述のとおり、なかなか積極的に運転しようとしませんでした。そんな私でも、時間はかかりましたが今では車に乗れるようになって行動範囲が広がり、自分一人でいろんな所に行けるようになりました。

もちろん、車を運転することには大きな責任が伴います。事故を起こさないよう、自分の運転を過信せず安全に運転することが第一です。

この記事が「私も車乗れるようになるかな…」と思っている人の背中を押す記事になればと願っています…!

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