住む知る/学ぶ仲間づくりインタビュー福島に転入予定の方へ

tentenインタビューvol.15 横山萌美さん~福島で暮らしたことがある「風の人」の連帯で、福島から転出した後も福島と楽しくつながり続けよう~

福島から首都圏に転出されたみなさま、転出してから福島とつながれていますか?東京にある福島県東京事務所で移住推進員をしている横山萌美さんは、福島の西会津町に移住していた経験の持ち主です。ご自身を福島に住んだことのある「風の人」と表現する横山さんは、現在も仕事以外にも休日には福島に遊びに行くなど、首都圏にいながら心地よい距離感で福島を楽しんでいます。そんな横山さんに、転出後も福島と楽しくつながる方法を教えてもらいました。

▲【横山 萌美(よこやま もえみ)さんプロフィール】

神奈川県鎌倉市出身。医療機関勤務を経て、2014年~2017年の3年間「西会津町地域おこし協力隊」隊員として西会津町で活動。2018年に西会津町を離れ神奈川県鎌倉市へ。同年より福島県東京事務所で移住推進員として活躍している。公私ともに福島とつながるイベントを開催。

「福島のすべてが心からいい!」と思うから福島と関わり続ける

母親の故郷が福島県二本松市で、幼少期には祖父母の家で過ごした経験がある横山さん。福島で過ごした都心部と異なる非日常の日々が大好きだったことが、地域おこし協力隊で福島を選んだ理由です。

▲横山さんが好きな西会津の風景

福島の中で西会津町への移住を決断したのは、できること・やりたいことが一致した候補地であったことの加え、候補地を回ったとき突然の訪問にも関わらず温かく受け入れてくれた人たちがいたからだそう。

食・生活・祭礼など、今まで生きてきた環境と異なる西会津町の生活に驚いたと話す横山さん。自然の美しさ、季節の移ろいとともに変化する生活、地域に根差し受け継がれてきた歴史・祭礼、何より無償で助けを差し伸べてくれる人に、横山さんは魅了されます。

2014年から4年経ったころ、西会津町で生活し続けることを横山さんは希望していましたが、体調の問題で神奈川県鎌倉市に戻りました。 「福島の全てが本当にいい!という思いと、福島の地でもっと活動したかったのにそれが叶えられなかったという思いが私の活動の原動力になっているのかもしれません」と話す横山さん。福島への熱い想いが伝わってきました。

暮らさずとも「福島」がキーワードになる人たちをつなぐ

横山さんは、鎌倉に戻ってから、福島の移住推進員として福島へ移住を検討する人たちの入口になり、人と人をつなぐ仕事をされています。その一環として、首都圏で福島の情報を伝え、福島と縁ある人たちをつなぐイベントの企画運営にも関わってきました。

地域おこし協力隊が終わる年に開催した「西会津ナイト(2018年)」。プライベートで仲間とともに開催した「ふくしまな日(2020・2021年)」。移住推進員として開催に奔走した「大人の部室 福島県会(2022年)」です。

▲「ふくしまな日」で参加者と語らう横山さん
▲「大人の部室 福島県会」の様子

これらのイベントは、福島の美味しい食材・郷土料理に舌鼓を打ちながら、福島に縁する人・これから福島に関わりたい人が語り合う場になったそうです。福島と接点がなかった人と地域がつながり、交流の輪は今も続いています。

「暮らすだけじゃない関わり方もある。『福島』というキーワードで集まってくれる人と人を、人とコトを繋げたいんです。福島の新鮮な情報を得るために、アンテナを張り続けています」と語る姿が魅力的でした。

「風の人」同士でつながり、福島と楽しくつながろう!

福島にとって自分は仕事などの理由で一時的に暮らしたことがある「風のような人間」と話す横山さん。今、横山さんは、そのような「風の人」たちが集まって、思い出や福島でやりたいこと、「面白そう!」と思える情報を共有できるコミュニティを作ることも考えています。

そんな横山さんに転出後も首都圏で福島とつながりたい人にメッセージをいただきました。

「私自身、1人ではできない思いも、2人3人と多くの人とのつながりのお陰で実現できて、今福島と楽しく関われています。つながることができれば、話を聞くこともできますし、伝えられることもたくさんありますので、是非つながりましょう!」

首都圏で福島に縁する仲間が欲しいと思っている人は、横山さんと気軽につながってください。横山さんのFacebookで横山さん発の面白いイベントの告知もあるそうですよ。(横山さんのFacebookはこちら)

福島県移住ポータルサイト「ふくしまぐらし」で、移住セミナーなどのイベント情報をチェックすることもおすすめです。

福島県移住ポータルサイト「ふくしまぐらし」

https://www.fukushima-iju.jp/

「ふくしまぐらし。」 LINE公式アカウントホーム

https://page.line.me/egj5830s

【まとめ】

私も大好きな福島を離れ東京暮らしをしています。福島に関わりたいと歯がゆい思いもありましたが、「『風の人』だからできる関わり方があるんだ!」と横山さんと会って希望に感じました。

転出後も福島と楽しくつながれる「風の人」の輪に加わって、これからも福島にいたとき以上に福島と関わりながら、福島ライフを楽しみませんか?

関連記事

知らないと損!?交通費補助に、東京圏からの移住で100万円!?福島県の補助金を活用してかしこく移住・転入しよう
https://tenten-f.info/article/2669/

tentenインタビューvol.6 佐藤陽子さん~転入者と福島をつなぐ移住コーディネーター「安心して福島に来てください」~
https://tenten-f.info/article/1146/

ふくしま転入女性コミュニティ
(tentenコミュニティ)に参加しませんか?

福島へ移住・転入を考えていて情報収集がしたい、移住・転入してきたけど知り合いがなかなかできない、と不安や不便さを感じていませんか?
tentenでは転入先の暮らしに少しでも早く慣れるように、そして思う存分楽しめるようにFacebookグループで福島転入女性のためのゆるいコミュニティを立ち上げました。
すでに住んでいる転入者から福島の情報を教えてもらったり、仲間づくりに役立ててください。
※2024年7月現在約920名が参加しています。

詳しくはこちら

SHARE

お友達に情報をシェアしよう

関連記事

記事を探す

PageTop